日本のモバイル広告ネットワーク「AdMaker」、視線の先は東南アジアに

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【原文】

先週(原文掲載日は7月15日のため、7月第2週を指す)、我々はシンガポールで Admaker の人たちと会い、多くの面白い考察を聞くことができた。AdMaker とは、ノボット社が提供するスマートフォン・アプリ、モバイルサイト向けの広告ネットワークである。

ノボット社の CEO 小林清剛氏によれば、Admaker は現在、驚くべき数字、月間21億インプレッションを誇る。日本でシェア2位のアプリ埋込型広告ネットワークであり、世界では4位の座にある。

小林氏はグーグル社の AdMob が最大のライバルとしながらも、アジアにおいては、ローカライズ戦略の点から Admaker が勝るだろうと考えている。AdMob が大手メディアと連携していのると対照的に、AdMaker は現地言語でローカルな情報を提供する、比較的小さなメディア・パブリッシャーに焦点を当てているからだ。

 


シンガポールへの進出


小林氏は、日本のテック・スタートアップに対して、大きなビジョンを持っている。多くの日本の企業は東南アジアに可能性を見出せるにもかかわらず、その可能性につながるネットワークを持っていないと語る。

この問題を解決するために、小林氏は向こう数ヶ月のうちにシンガポールにオフィスを開設する予定だ。事を進めるべく、彼は既にシンガポールの複数の政府機関と話し合いを始めている。東南アジアの市場、特にインドネシアの可能性を模索するため、シンガポールに拠点を構えたい。また、十分な機会を得られるなら、本社をシンガポールに移すことも検討したい、と述べた。

彼は、シンガポールに拠点を構えることで、日本のベンチャー・キャピタリストやスタートアップが、東南アジアでビジネス機会を模索しやすくなるだろう、と説明した。我々が尻限り、日本には、東南アジアの成長の波に取りたいと考える熱狂的な投資家が、日本には多く存在する。現在、インドネシアには、楽天やアドウェイズが東南アジアの拠点を設置している。

今週はずっと IDBYTE(関連記事)に居て、複数の日本の有名テック企業が東南アジアに熱い視線を送っているとの噂を耳にした。一つ確かなことは、東南アジアやインドネシアにとって、今はブームの時期である。eBay で、中華圏・東南アジア・日本地域の COO を務めるオリバー・フアは、今週、IDBYTE で満足げにこう言った。

「この急成長する市場の波に乗り、インターネットに熟知したユーザーを獲得すべく、我々はインドネシアをより注意深く見始めたところだ。」

【via Penn Olson 】 @pennolson

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