Alibaba(阿里巴巴)が10億元を調達、クラウドエコシステムの構築に着手

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

Alibaba(阿里巴巴)王国には、たくさんの疑惑が渦巻いている。まず、ヤフーを買い戻すと噂されている。Alipay(支付宝)を(Alibabaから)Jack Ma(馬雲)氏の個人会社に取り戻ことが議論を呼んでいるが、これについてジャック・マー(馬雲)氏が批判されている。B2Cのeコマースプラットフォーム「TMall(淘宝商城)」は、店舗から深刻な抗議と不満をぶつけられており、さらに悪いことに、何千人もの店舗を助けるヒーローと考えられていた Jack Ma氏が、今では彼らののチャンスを潰す悪魔に豹変してしまった。

我々は、Alibabaのeコマースの未来がどうなるかわからない。しかし、少なくとも3,000人というスタッフ数とこのエコシステム構築のための10億人民元(訳注:約130億円)の資金調達の報道から推測するかぎり、Aliyun(阿里雲)と呼ばれる Alibabaのクラウドコンピューティングはエキサイティングなもののようだ。

Aliyun は、クラウドストレージ(阿里雲空間)クラウドコンピューティング(阿里雲計算)クラウドOSクラウド OS Phoneという4段階のクラウドサービスから構成されている。

  • クラウドストレージ
     Aliyun のCEOである Wang Jian(王堅)博士は、先週のモバイル・インターネット・サミットにおいて 「携帯電話を失くすことは平気でも、中のデータは失いたくないでしょう」と述べた。クラウドストレージを利用すると、Aliyun が携帯端末に保存されている利用者のデータを、クラウドを通じて常にバックアップまたは同期できるようにする。
  • クラウドコンピューティング
    シリコンバレーでは、Amazonがスタートアップのエコシステムにおいて非常に重要な役割を果たしている。というのは、同社の「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」によって、多くのスタートアップはサーバ容量を心配しなくてもいいからだ。だが、中国にはずっと Amazonがなく、Aliyun がその役目を担おうと考えているのだ。現在、デベロッパーやスタートアップは料金に応じて、Aliyun のクラウドを利用することができる。
  • クラウド OS
    iOS、Android、Windows Mobile 7。モバイルOS市場を独占するのはどれだろう? Aliyun の答えは「クラウド OS」だ。巧妙にカスタマイズされたAndroidシステムで、通常のAndroidアプリだけでなく、(HTML5をベースにした)クラウドサービスにも簡単にアクセスすることができる。さらに、Aliyun は100万元を用意して、クラウドOSアプリ開発の競争を仕掛ける予定だ。
  • クラウドOS Phone
    これは一番大胆な分野だ。Aliyunは中国の有名携帯電話会社のK-Touch(天宇朗通)と提携して、「W700」というクラウドOS携帯を初めて導入した。この携帯を利用すれば、アリババグループのTaobao(淘宝)Koubei(口碑)、共同購入サービスやクラウドストレージなど、何百というHTML5のクラウドサービスに簡単にアクセスすることができる。

そう、アリババはeコマース企業からテクノロジー企業に変わろうとしている。彼らのクラウドコンピューティング戦略を考えるには、特にモバイル分野を見ればよく分かる。モバイル決済サービス Alipay やモバイルeコマースTaobao、Yitao(一淘)、TMall は、モバイル分野では一番重要なサービスで、しかもアリババがウェブで得意としているものだ。Aliyun クラウドサービスプラットフォームは、サードパーティー向けに Alibaba が持つ全ての機能をオールインワンでサービス提供するかのようだ。

【via Technode】(@technodechina)

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