Alibaba(阿里巴巴)、eコマース分野で競合サービスにあたる「NetEase Kaola(網易考拉)」を20億米ドルで買収か【報道】

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NetEase Kaola(網易考拉)のフラッグシップストア
Image credit: Technode(動点科技)

金融ブログ「IPO Zaozzhidao(IPO 早知道)」は14日、事情に詳しい人物の話を引用して、Alibaba(阿里巴巴)が同社のプラットフォーム「Tmall International(天猫国際)」との統合を狙って、越境 e コマース部門「Kaola(網易考拉)」を擁する NetEase(網易)と協議中であると伝えた。

重要視すべき理由:この買収は、中国の e コマース業界における市場統合に向けた動きを代表するものとなる。中国の上位越境プレーヤーの統合は、市場最大手を作りだすこととなる。この買収により、Alibaba は競合の Pinduoduo(拼多多)の追随をかわすことも可能だ。Pinduoduo もまた、越境事業でのプレゼンスを高めるため、Kaola への関心を示していた。

  • 調査会社 Analysys(易観)の報告によると、今年第1四半期、Alibaba が支援する Tmall International は中国の越境 E コマース市場で32.3%の取引を占めた。その後ろには、24.8%を占めた NetEase Kaola が続いている。
  • Yanxuan(網易厳選)や Kaola といったプラットフォームで構成される NetEase の E コマース事業の成長は、2016年の275%、2017年の160%という数値からは落ち着いて、2018年には64%となった。同社の決算発表によれば、今年第2四半期は成長がさらに鈍化し20.2%となった。

NetEase の第1四半期決算発表で、同社の CFO Yang Zhaoxuan(楊昭烜)氏は次のように述べている。

NetEase は越境 E コマースや他の事業部門を活性化させるべく、ビジネス開発の機会や戦略的ビジネスパートナーには常に心を開いてきた。

詳細情報:共に杭州を拠点とする Alibaba と Kaola の両社は、買収に関する一般契約への合意完了、詳細を交渉中との報道についてコメントを控えた。

  • Sina Finance(新浪財経)の報道によれば、Alibaba は、買収を完了するために20億ドルもの金額を支払う必要がある。
  • 他メディアからは、NetEase は、Alibaba や Pinduoduo のような企業との交渉に関心を示す可能性があるだろうとの報道もある

背景:NetEase Kaola は以前、Amazon の中国部門を買収すべく数ヶ月にわたって交渉したことがあるが、最終的な条件で折り合わず交渉は決裂に終わった。

  • E コマースの成長が鈍化する中、NetEase は今年2月に事業を再構築し、e コマース部門の Yanxuan や教育製品部門など複数部門の従業員の50%を解雇した。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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