通信社Thomson Reuters(トムソンロイター)が「グローバルイノベーター・トップ100」を発表した。Penn Olsonは、どんなアジア企業がそのリストのどのあたりにランクインしているのか非常に興味があった。リストを見てみると、Apple、インテル、IBMなど、大企業の名前がずらっと並んだ後に、LG、サムスン、コナミ、シャープ、ソニーなど、多くのアジア企業がランクインしていた。
一番多くランクインしている国はアメリカでダントツ1位の40社だが、日本も27社がランクインし、アメリカに続いて第2位となっている。日本以外でアジア圏からランクインしている国は韓国だけで、サムスンやLGを含む4社がトップ100入りしている。
ロイターは、この評価は「特許や科学に関連した技術革新のさまざまな要因」に基づいており、トップ100社に選ばれた企業は「大規模なスケール」で技術革新をおこなった企業であると述べている。
中国についてはどうだろう? 我々も同じことを思っていた。ロイターは中国に関して次のように説明している。
「中国企業がランクインしていないのは注目すべきことで、中国は特許取得数において世界のトップではあるが、所得数が多いからと言って、影響力が大きく、質がよいというわけではないという事実をあらわしている。」
詳しくは、ロイターのレポートの完全版 top100innovators.comを参照。また、下の図を見れば、どこの国やどんな産業がトップ100社を構成しているかが大まかに把握できるだろう。


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