さきほど(原文掲載3月21日)YouTubeから連絡を受け、大人気のオンライン動画共有サイトがこのほどマレーシアでローカライズサービスを開始したことがわかった。2時間ほど前からマレーシアの人たちはyoutube.com.myにアクセスし、YouTubeのページのいちばん下にある地域設定で「マレーシア」を選択することができるようになっている。
YouTubeのアジア太平洋地域製品開発ディレクターであるアダム・スミスはこの新しい地域サービスについて詳しく説明した。
「数年前から、マレーシアの人々はYouTubeで膨大な数の動画を視聴しています。本日マレーシアに最適化したサイトを立ち上げたのは、さらに地域に密着した形でYouTubeの動画を体験してもらいたいからです」。
この発表は、音楽業界にも良い影響を及ぼしている。というのも、MACPという管理団体に属するマレーシアのミュージシャンたちは、YouTubeに動画を投稿して収益を得ており、さらにはYouTubeを国際的な舞台に跳躍するためのプラットフォームとして利用することもあるからだ。
さらにYouTubeは、Astro MalaysiaやKRU Studioといった、マレーシアの一流メディア企業と提携している。
読者の皆さんは覚えているかもしれないが、10月にYouTubeはシンガポールでもローカライズサイトを立ち上げたばかりだ。
下の”Welcome to Malaysia, Youtube”という動画をご覧いただきたい。この動画では多くの有名ミュージシャンが祝福の言葉を述べている様子が収められている。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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