起業家養成プログラムでチャンスを掴め−−Indigo Fellowship 2012が今年も開催

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

先週金曜日(本文掲載5月9日)、Bandung Digital Valleyにて、Telkom GroupはMIKTIと共に5回目となるIndigo Fellowship 2012プログラムを公式に開始した。

「デジタル・クリエイティブな起業家の明るい未来へ」をテーマに、今年のIndigo Fellowshipでは起業家の養成に焦点を置くものとなる。審査員長のHari S. Sungkari氏は、これが昨年のイベントと今年のイベントの違いだと言う。このテーマはまた、優勝者を決定する際の審査過程で影響を与えるものとなる。

Indigo 2012のイベントでは、4つの異なるカテゴリから3名ずつ、合計12名が選出される。コンテストに参加するカテゴリは、旅行、健康、教育向けアプリとコンテンツ、次にコミック、アニメーション、ソーシャル・ゲーム、ショートムービー、ビデオクリップ、デジタルラジオだ。特に最後のカテゴリは、Telkom GroupからSuararadio.comに向けて授与される特別賞となっている。

プレスリリースに記述されているとおり、審査は以下4Pに着目して行われる。4PとはつまりProduct(製品―商品の独創性や品質、市場に参入する準備ができているかを含む)、Profitability(収益性―ビジネスモデルの明確さ、マーケティング戦略や事業開発、ファイナンスの計画があるか)、Personality & Team (パーソナリティとチーム―個人の性格やチームスキル、タフなデジタル起業家に必要な要素の数々)、そして最後に Prospect to Collaborate(協業の見込み―Telkom Group の全体戦略に合わせて調整した上で、Telekom Groupと協業の見込みがあるか)の4つである。

Telkom Groupが発起したIndigo Fellowshipは、一般公衆に対してメリットを提供し、またデジタルクリエイティブ業界の新しいデジタル起業家を奨励する個人もしくはグループを支援するものである。同イベントは、ICT分野におけるTelkom Group CSRプログラムの一環で、MIKTIとの事業協力をもって開設された。

昨年度の受賞者たちが得た賞金や役職、事業もしくは促進プログラムを通じて得た価値などの情報はまだ耳にしていない。だが、公式イベントで紹介された3名の受賞者たち―Infokes、Radio 2.0、そしてAdventures of Anoman―は各々、このプログラムの受賞者としてのメリット、発展、学んだこと、得たものなどについて語った。

興味深い展開を見せたのは、2010年度の受賞者Infokesで、Harry Ramananda氏はTelkomと一括体制にあることで急速発展を遂げたと語っている。このサービスの開発は現在はクラウドを基盤としており、以前のライセンス制度と比べるとより安価のリースシステムとなっている。また、該当プランによると、この開発システムはTelkomにより促進され、国内の様々なヘルスセンターにて導入されるという。

上記の例と今回のイベントでの紹介された内容からも、Telkomがこのイベントをもとに多くのコンテンツをTelkom Groupが保有する多種多様な製品とプログラムに統合させ連携させたいとしていることが見受けられる。

これは理にかなっている。Telkom にはコンテンツを必要とするリソースや製品があり、参加者の側でも、もし開発したサービスや製品がTelkomが追い求めるものに沿ったインラインの市場ベンチマークを持っているなら、このイベントは協業やマーケットを得るための選択肢の1つとなりうる。

Indigo Fellowshipは、最優秀賞受賞者には5,000万ルピーの賞金とTelkomからメンタリングを得られ、Telkom Groupが保有するIndigo Ventureから資金やビジネス支援を得られるチャンスが与えられる。さらに、Telkom Groupの持つマーケティングネットワークや流通、技術を活用する機会もある。

このコンテストの参加登録は、5月に始まり2012年9月24日までおこなっている。全ての申し込みから2012年10月の最終審査会で審査によって選ばれる。詳細な情報や要件、その他の情報はindigofellowship.comを見てほしい。

【via Daily Social】 @dailysocial_en

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