SingTelの見通しは、GREEとの提携は資本の増強につながる。GREEのゲームで最も人気のあるCeberusとBe My Princessの2つはSingTelの巨大なエコシステムのパートナーアプリとサービスに追加されるだろう。
SingTelのi.luminate 2012カンファレンスに最近参加したが、同社はアジアを牽引する「ICT」プロバイダになるという壮大な志を臆することなく表明した。超現実主義的なスティーブジョブズ的に、SingTel Group ICTのCEOであるBill Chang氏は後方に設置された液晶スクリーンを指して自社が世界で最も大きな企業であるかを示した。
モデレーターにグローバル・ブレインのJames Chan(陳亮宏)氏、そしてSGE.ioのCo-founderでありEditorのGwendolyn Regina Tan氏、韓国のメディアbe SUCCESS Founder兼CEOのJames Jung(정현욱、ジュン・ヒョノク)氏、台湾VCのTMIのPartnerであるMark Hsu(許安徳)氏、シンガポールのテックメディアe27 Co-FounderのMohan Belani氏、Tech in Asia FounderのWillis Wee(黄心泉)氏ら、Startup Datingでもお馴染みのアジアのテックメディアが集合し、これからのアジアそして日本について議論した。
Mohan氏もタイに注目すると言う。「インターネットのインフラや成長率が東南アジアの中でも著しく、またInstagtamを多くの著名人が使うなど、オンラインにおける存在感や社会としても成熟度も高い」。be successのJames氏は、「韓国ではインターネット普及率が91%と高く、モバイル普及も70%と高い」と語った。Tech in AsiaのWillis氏は、ベトナムに興味があるとしつつも、インドネシアのFacebookやTwitterの普及が高く、中国の次はインドネシアでは語り、インドネシアの発展を示唆した。対してSGEのGwendolyn氏はミャンマーの可能性に言及。「インフラは整っていないが投資家も多く、少しづつ人が集まっており、これからの急速な伸びの可能性は高い」。