MIS Asiaの報告によると、Tencent(騰訊、HKG:0700)は6月以降、マレーシアでのWeChatアプリユーザが400%上昇しており、現在同国内のユーザは100万人を超えたという。インドネシア、マレーシア、シンガポール担当マネージャーのLouis Song氏は、これまでの同国内での成長について次のように語っている。
「私たちは、たった5ヶ月の間にマレーシア市場において登録者数を順調に伸ばすことができ、誇りに思っています。私たちのチームは、これからも引き続きユーザー体験を向上させることにコミットします。このようなマレーシアでの成長を励みに、WeChatアプリはさらに素晴らしいものになると思っています。」
また、多くのマレーシアのセレブが同サービスをファンとのコミュニケーションツールとして使用しているという報告もあり、こういったことにより、WeChatが注目を浴びているようだ。
現在、同アプリのAndroid版はマレーシア内の無料アプリで12位となっているが、8月以来、コミュニケーションアプリトップ10の中の1つとなっている。iOSではさらに好調で、現在無料アプリ全体で5位、ソーシャルネットワーキングのカテゴリーでは2位である。
WeChatはインドネシアでは9月にリリースされており、こちらでも好調のようだ。
最近Androidユーザが100万人を超えたUCWebのモバイルブラウザーと同様、WeChatは、世界中の消費者をターゲットにするためにアプリストアをうまく活用している中国企業の1つである。
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