シリコンバレー発の韓国SNS「Vingle」がモバイルアプリをリリース

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【原文】

b322月22日、シリコンバレーに拠点を置く、ソーシャルメディア・キュレーション・サービス「Vingle(빙글)」がモバイルアプリを発表した。新しいソーシャルメディアの登場に、シリコンバレーや業界関係者の関心を集めている。

「Vingle」は、アーリーステージにおいて、キム・ボムス議長が設立したエンジェルVC「KCube Ventures(케이큐브벤처스)」から資金調達し、注目を集め始めた。今回のモバイルアプリのリリースで、既に100万人いる Vingle のウェブサービスのユーザを始め、新たなモバイルユーザの獲得にも大きな影響を及ぼすものと予想される。

Vingle のモバイルアプリには、グルメ、ヒップホップ、プレミアリーグ、ヨーロッパ旅行、写真、ピクシーバイクなど、1500あまりのインタレスト・コミュニティが開設されている。各インタレストのコミュニティで世界中のユーザが発行するソーシャルマガジンを購読し、自分だけのカスタムフィードを作れるのが特徴だ。欲しいコンテンツを保持しておき、後から簡単に取り出せる「クリップ機能」も利用できる。

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Vingle のインタレスト別コミュニティ「パーティー」。Vingle には1500以上のパーティーが開設されている。

Vingle のインタレスト別のコミュニティは「パーティー」と呼ばれ、各パーティーに参加すると、そのパーティーの最新ニュースがリアルタイムで自分のフィードに配信される。ユーザが複数のパーティーに参加すれば、複数のニュースを一度に確認することも可能だ。エレキミュージック、旅行、ユーモア、男性、ファッション、インテリア、アート・デザインなどのパーティーが人気である。

クリップ機能は、Vingle のモバイルアプリで最も注目すべき機能の一つだ。他のソーシャルネットワーク・サービスのコンテンツは、ほとんど使い捨てであるのに対し、Vingle はスクラップブック形式で再活用ができる。「私の手の中のスクラップブック(내 손안의 스크랩북)」というタイトルで、グルメ、Wanna Be Style、友人に見せたいミュージックビデオ、レシピなどのテーマがあり、簡単にクリップして自分だけのコレクションを作成、場所や時間に関係なく閲覧できる。

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コレクション(左)とフィード画面(右)。コレクションをフォローすると、更新内容が自分のフィードに反映される。

Vingle は、Facebook や Twitter など、これまでのソーシャルネットワーク・サービスと異なり、友人の活動内容ではなく、友人のコレクションをフォローする形をとる。グルメ、写真、サッカーなど、他ユーザのコレクションから一つだけ選択してフィードを受信することができる。この方法により、ネットワークと購読のカスタマイズが可能になった。既存のソーシャルネットワーク・サービスが人と人をつなぐ一次元的な関係の形成に留まっているのに対し、Vingle は人間関係を多元的に解析できるという点で注目に値する。

現在、Vingle は英語、スペイン語、インドネシア語など、世界中の言葉をサポートしており、ユーザはアプリ上で言語設定を変えることで、韓国国外のユーザの動向やインタレストを受け取ることもできる。

リリースされた Vingle のモバイルアプリはベータ版であり、投稿やコレクションカバーの編集、検索機能が無いなど、ウェブサービスで利用可能な機能の一部がまだ実装されていない。現在 Android 版のみ提供されており、iOS 版は3月以降サポートされる予定だ。

【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

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