ビジネス報告ツールのgambaが、GitHub、BitBucket、Pivotal Tracker、Google Tasksとの連携を発表

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

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横浜に本拠を置くスタートアップの gamba は今日、同社のビジネス報告ツールが世界的に知られる4つのソースコードやタスクのトラッキング・ツール、GitHubBitBucketPivotal TrackerGoogle Tasks と連携したと発表した。

読者の中には、以前、我々が過去のサムライ・ベンチャーサミットで gamba を取り上げたのを覚えている人もいるだろう。gamba は、以前、楽天でビジネス開発プロデューサーを務めていた森田昌広氏によって昨年12月にローンチされ、これまでに上場企業から中小企業まで、1,000以上の企業アカウントを集めた。営業マンやエンジニアは、このアプリを使えば、始業や終業時に、同僚や上司に対して、簡単に近況を報告することができる。フェイス・トゥ・フェイスで部下と話をする時間が見つけられない上司にとっては、部下がどれだけタスクをこなし、何に注力しているかを知る上で便利なしくみだ。

gamba_screenshot

他の類似サービスとの差別化という点では、gamba はユーザに対して、毎日の出来事に関して抜粋のみを投稿させるようにしており、ユーザは毎日作業を繰り返す上で苦にならない。ユーザが詳細な情報を同僚と共有したければ、そのような情報は前出の第三者サービスに投稿できるので、同僚はまず概要を知り、後で必要に応じて詳細を知ることができる。

森田氏から話を聞く機会が得られた。彼は今後サービスをどのように発展させるかについて語ってくれた。

ユーザからはモバイルアプリを出してほしいとの要望が多く寄せられており、現在、開発を進めているところです。iOS アプリは来月、追って Android アプリもリリースできると思います。10月には、有料サービスを追加し、シリーズA資金調達を目指しています。

森田氏によれば、海外へのサービス展開について、この種のトラッキングや報告ツールのニーズは日本国外にも存在し、その場合、サンフランシスコでローンチされたタスク・トラッキング・ツール IDoneThis.com などは競合になる可能性があるとのことだ。

今年の終わりまでに、同スタートアップは5,000アカウントの達成を目指している。この分野では、これまでに ChatworkCo-workTalknote など、多くの競合を見て来た。同社は東京ベースのスタートアップ・インキュベータである、サムライ・インキュベイトの支援を受けている。

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