ウェブクリエイタースキルの数値化を目指す「SKILLSAND」が、日本ディレクション協会と提携

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ウェブクリエイターのスキルを数値化することを目指すプロフィールページ作成サービス「SKILLSAND(スキルサンド)」を運営する株式会社クフが、日本ディレクション協会と提携し、ウェブディレクションスキルの体系化や、キャリア支援分野で協力することを発表した。

SKILLSANDは、ディレクター、デザイナー、エンジニア等のウェブクリエイターのために作られたスキルを軸にしたプロフィール作成サービスだ。クリエイターが同サービスに掲載したスキルは、SKILLSAND独自の仕組みよって数値化される。これにより、クリエイターは自分のスキルを客観的に評価し、今後のキャリアのために必要なことの発見にも役立てることが可能になる。

今回の提携では、ウェブディレクターのスキルを定義し、体系化していくことを目指して、SKILLSANDにおけるウェブディレクターのスキルの監修を日本ディレクション協会が行う。これにより、適正な評価が行われにくいウェブディレクターの状況を改善し、ウェブディレクターが育つ地盤を作ることを目指す。まずはウェブディレクターのスキルを定義することからスタートし、8月初旬を目処に定義されたスキルをSKILLSANDに追加予定。

SKILLSANDでは、今後も各スキルの専門家、専門団体と積極的に提携を行い、スキルの定義やスキルスコアの算出ロジックの最適化を進めていくという。

Sd Japanでは近頃、クラウドワークスと日本マイクロソフトとのコラボや、ランサーズとデジタルハリウッドの提携など、クラウドソーシングにおけるスキルの可視化というトピックについて記事でお伝えしている。仕事の流動性を高め、個人への仕事発注を増やしていくためにスキルの可視化、数値化は必須だ。その視点からもSKILLSANDの取り組みは興味深い。

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