シンガポールの3Dプリンティング・スタートアップ「Pirate3D」が日本上陸へ

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

これまで、日本の多くの面白い3Dプリンティングのプロジェクトを取り上げてきた。クリエイティブなプロダクトデザインで知られるこの国では、3Dファブリケーションは、既に堅調なスタートを切っている。しかし、この分野が大きく育つには、プリンタが入手しやすいものになる必要がある。これまでに、CUBEFabCafe などについても書いてきたが、このようなコワーキングスペースの存在も 3Dファブリケーションの隆盛に貢献するだろう。

Buccaneer_Render_01-06-14_v2.598今回は、新たに日本で発売されるプリンタを紹介したい。シンガポールの Pirate3D を親会社に持つ Buccaneer 3D プリンタは、日本のケイエヌトレーディングと 販売契約を取り交わした。日本では、このプリンタが5月下旬から6月上旬に発売される見込みだ。

Pirate3D が日本市場への参入にあたり全く時間をムダにしていないのは驚くべきことで、彼らはさまざまなチャネルでの販売を予定している。同社のマネージメント・エンジニアを務めるラザレーンコ・エフゲーニ氏に、Pirate3D にとって日本がなぜ重要な市場なのかを尋ねた。

日本は、その購買力から見て、アジアで最も進んだ消費者市場です。人々はいち早く新しいプロダクトを試したがり、3D プリンティングとは実験そのものです。「ものづくり」の哲学は、日本人のメンタリティに深く根ざしています。日本中で見受けられるこのメーカーの精神は、Pirate3D が求めているものに他なりません。日本の 3D プリンティング市場はまもなく爆発的な成長を見せるでしょうし、文化的な要素がこれに大きく貢献するファクターになるでしょう。

日本は人々を魅了するプロダクトデザインを創り出す国であり、Buccaneer 3D は日本市場と相性がよいと思う、とも付け加えた。

Pirate3D や Buccaneer 3D プリンタに詳しくない読者のために説明しておくと、このプロダクトは最近のもので、昨年7月に Kickstarter で140万ドルの調達に成功した。使いやすさを追求しており、ボタンの無いデザインで、表示ランプが一つあるだけだ。200時間以上継続してプリントを続けることができ、サーバとして機能し、PC、タブレット、スマートフォンとワイヤレス接続することができる。

エフゲーニ氏は、売上を予想することをためらいつつも、9月までに月数百台販売できるだろうと語った。ケイエヌトレーディングの担当者によれば、この一年間で日本における3Dプリンタの需要は爆発的な成長を見せており、これまでのところ、彼らの流通パートナーは、Buccaneer 3D プリンタとその可能性に、重大かつ有望な反応を見せている。

Buccaneer 3D の概要については、前出のビデオを参照してほしい。Pirate3D は Red Dot Ventures に支援を受けており、シンガポールの the Institution of Engineers(仮訳:シンガポール・エンジニア協会)がインキュベートした。

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