
2012年10月にKickstarterにて、46万ドル以上を集めたプロジェクト「Boosted Board」の製品化が実現、現在Webサイトにて販売が開始されている。
「Boosted Board」は、電動モーターで稼働するスケートボードだ。ボードの後部に搭載された2個のブラシレスモーターが後輪を回転させる。
ボードの前方には40Vのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載、約90分でフル充電でき、この状態で6miles(約9.6㎞)の走行が可能だという。最高時速は20mph(時速32km)で、15%の傾斜の坂道も上ることができる。
加速やブレーキは、Bluetoothに対応した無線の小型のコントローラーを使って操作を行う。また、ブレーキをかけることで充電する機能も備え、効率の良いバッテリー運用を実現しているようだ。
ボード本体の重量は約6.8kgと通常のスケートボードのおよそ2倍程度で、抱えて持ち運ぶことができる重さだ。
同サイトでの販売価格は、1,995ドル。通常のスケートボードのような様々なカスタマイズはできないが、100ドルの追加で50文字までの文字入れを行うことができるそうだ。
wiredにて、Boosted Boardに実際に試乗したレポートがあがっているので、興味のある方はそちらも参照してみてはいかがだろうか。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待