社内日報共有ツールのgamba(ガンバ)が4,000万円を資金調達、中小企業向けの販路拡大を強化へ

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横浜に本拠を置く、ビジネス報告ツールを展開するスタートアップ gamba(ガンバ) は今日、East VenturesSkyland Ventures から4,000万円を調達したと発表した。同社は昨年10月、Skyland Ventures から2,000万円を資金調達している。

gamba は、以前、楽天でビジネス開発プロデューサーを務めていた森田昌広氏によって2012年12月にローンチされた。最近では、インターネット・サービス大手のニフティと提携、ニフティが提供するクラウドサービスをパッケージ販売するサービス「ハコクラ」のラインアップに追加され、国内1.7万店舗以上のパソコン量販店などの店頭に並ぶようになった。これは、クラウドサービスよりも店頭で仕事用のソフトを購入する機会が少なくない、中小企業の経営者に向けた販売チャネルの拡大だ。gamba では現在、ニフティ以外の複数の企業とも販売チャネルの拡大に向けて交渉を始めており、近い将来、それらが発表されるのを楽しみにしたい。

クラウドサービスを導入する企業は、どちらかと言えば、社長や担当者がアーリーアダプターのケースが多いと考えられるが、より多くのユーザを確保するためには、レイトアダプターに向けたアプローチも必要だ。ユーザビリティの良いウェブサービスを開発したのに、ユーザの獲得に苦闘しているスタートアップにとっては、gamba のような潜在ユーザとのタッチポイントを増やす戦略は大いに参考になるだろう。

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