靴に取り付けてランニングを13の項目で分析するセンサー「runScribe」

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スポーツの分野に次々とセンサーデバイスが登場している。今回紹介するのは、靴の後ろに取り付けて走るだけで、ランニングの分析、アドバイスをしてくれる「runScribe」というデバイスだ。

runScribe

runScribeは、靴の後ろにとりつけて使用する。大きさ3.5cm、重量たった15gと小さく、ランニング時に邪魔になることはなさそうだ。

9軸のセンサーを内蔵し、多数の項目を測定できることが特徴的だ。走行距離やスピードだけでなく、足のどの部分で着地しているか、着地時にどれだけの強さの衝撃を受けているか、などといった全部で13もの詳細な項目を測定することができるという。

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Bluetoothでスマートフォンと連携し、測定したデータをアプリ(iOS、Android)でレビューすることができる。どこに力がかかりすぎているか、など自分のランニングフォームの現状をデータで把握し、改善に役立てることができる。センサーのバッテリーには、交換できるボタン型リチウム電池を使用、30時間以上の利用が可能だという。

現在、runScribeはKickstarterで資金を募っており、本稿執筆時点で目標額の5万ドルの約4倍、18万ドルあまりを集めている。

限られた項目のみ測定できるスターターパックは99ドルから、すべての項目が測定可能なプロパックは119ドルから手に入れることができる。いずれも米国外への発送は25ドルの送料がかかる。発送は11月以降となる予定だ。

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