Retty、元リクルート本田浩之氏が顧問に就任

SHARE:
retty_hiroyukihonda
左/Retty代表取締役の武田和也氏、右/本田浩之氏

ソーシャルグルメガイドのRettyに強力な支援者が参加したようだ。今回、顧問として参加した本田浩之氏はリクルートで30年近くを過ごし、2013年に同社顧問を退任するまで取締役兼専務執行役員として巨大企業の舵取りを担った人物。Retty代表取締役の武田和也氏が本誌に同氏の参加を教えてくれた。

本田氏は現在、Retty以外にもソーシャルゲームのオルトプラスや人材関連のリブセンスなどの新興上場企業の取締役を務めるなど、後進企業の経営に積極的に関与している。

企業の大先輩たちが後進育成にあたってくれるのは大変ありがたいことでもある。もちろん、リクルートと言えば10月16日の「大型上場」で1兆8000億円の時価総額を記録、多くの資産家を生んだことでも注目を浴びたのはご存知の通りだ。(※本田氏がどのような状況なのかはわからないが)当然、彼らは新しい日本の「エンジェル」として動き出すことを期待されている。

彼らはどのような視点で新興企業を見つめているのだろうか。本田氏はRettyに顧問として参加した理由をこのように話してくれた。

「リクルート時代も事業開発が長く、スタートアップ企業との付き合いや投資業務等も多く携わりました。そういった経緯の中で(あらゆる事象で)世の中が2極化し、それで固定してしまうことは日本の未来にとって良くないと考えるようになりました。企業でも同じです。やはり循環することが望ましいし、人も流動した方がいいと思うのです。私がスタートアップを支援する理由はそこにあります。

経営者も社員も「自の選択と努力」によって自らの未来を決められる社会を作りたいし、それが日本のためになると考えています」(本田氏)。

また、顧問としてどのようなアドバイスをするのか、という点についてはこのように言及している。

「インターネットを使った新しいビジネスモデル構築はスタートアップの経営者を中心に実行して頂きますが、企業が成長するにあたっての組織構築や企業提携等においては、これまでの経験が非常に活きてくると考えています。

例えば企業が大きくなるにつれて、会社のビジョンやミッションなどに「腹落ち」しない人が増えていくことがあります。でもそれは伝え方や仕組みによって働いている人が気持ちよく働ける状況を作ることもできるんです。

リクルートは伝える努力を徹底した企業とも言えます。何度も伝える、正しく伝える、色んな形でまとめる、そうやって問題を解決しながら組織が健全に成長できる手伝いをしていきたいですね」(本田氏)。

新興企業にとって人の問題というのは常に大きな課題として存在する。大きな企業が新陳代謝して動きが出ている場合、しっかりとその獲得機会を捉えることは大切なことではないだろうか。

----------[AD]----------