就活をもっとスマートに:iBeaconに対応した、これ一つで就活が完結するスマホアプリ「attache」

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新卒の就職活動をスマートにしてくれるアプリ「attache」
新卒の就職活動をスマートにしてくれるアプリ「attache」

従来の日本の就職活動に待ったをかける新スマホアプリ「attache(アタッシュ)」。運営会社は、ITを活用したリクルート支援事業を展開するギブリーです。同社のCOOの新田章太さんがThe Bridgeの記事をリツイートしているのを拝見し、新サービスの登場について知ったのでご紹介します。

attacheは、3月5日にリリースされたiBeaconを活用した新卒のための就職活動支援アプリ。「就活って、もっとスマートでいいと思う」をコンセプトに掲げ、就活における全ての無駄を省くことを目指します。例えば、attacheを使えば紙の資料とは無縁に。企業の会社説明会資料をデータでダウンロードしたり、また履歴書や自己PRもアプリ上で提出できます。もちろん、セミナー探しやエントリー、企業の資料やスケジュールの管理といった基本的な機能も搭載しています。

もう一点、attacheに特徴的なのが、iOS7から標準搭載されるiBeaconを用いた機能です。iBeacon端末より端末固有のシグナルを受信すると、attacheのアプリ内でイベント情報を検索することができるそう。学生がアプリ起動時にシグナルを受け取った場合、該当のイベントに自動的に出席となる仕組みです。

attacheのリリースに伴って、先日渋谷ヒカリエで開催されたのが500人の学生が集う「渋谷就活フェスタ」。「渋谷から新たな就職活動のスタンダードを作る」ことを目的にした、attacheと連動したリクルートスーツ禁止の合同説明。画一的で何かと無駄の多い就活に、渋谷からものを申す40社が集結したそう。クラウドワークス、DeNA、カカクコム、リクルート、Vasily、ビズリーチなどなど様々な企業が参加した模様。

ギブリーがWantedlyに掲載しているUI/UXデザイナーの募集項目からは、平均年齢26歳だと言うグローバルなチームを垣間みることができます。開発メンバーは、日本、カナダ、ベトナム、中国、アルバニアと世界各国から集まっているのだとか。当たり前の中にこそ、私たちが気づきすらしない不便や無駄が隠れているもの。多様性のあるチームだからこそ、そうした点に気づき、テクノロジーを用いたソリューションを提供できるのかもしれません。

限られた時間の中で手が痛くなるまで履歴書を書いたり、自己表現とはほど遠いリクルートスーツを着用したり。そんな意味がない当たり前を取り除き、就職活動を手元のスマホアプリ一つで完結してくれる。今後は、2015年中に10万名の学生による参画、また企業数240社を目指してサービスを展開していくとのこと。attacheの紹介動画はこちらをご覧ください。

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