Facebookレポート:インド政府とトルコ政府、ソーシャルネットワーキングの取り締まりを強化

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政府からのデータ要求が全体的に横ばいになっているというレポートを公表したFacebookは、トルコとインドの政府からの要求が劇的に増加したと述べた。 その要求内容は、特定のコンテンツを遮断するか、ユーザアカウントへのアクセスを求めるものであった。

このソーシャルメディア企業による最新の政府請求レポートの中で、Facebookは2014年の下半期にユーザアカウントデータに関する35,051件の要求を受けたという(同年上半期は34,946件)。Facebookによると、現地の法規違反で制限もしくは遮断されたコンテンツ数は9,707件で、これも同年上半期の8,774件から増加したという。

Facebookによると、この35,051件の要求のうちインドは5,473件で、同年上半期の4,559件から増加した。

Facebookはこのほか、インドで5,832件のコンテンツを遮断した(同年上半期は4,960件)。この数字は、Facebookが遮断した全件数の半数には満たない。

「当社が要求を受けたのは、主としてインド法執行当局のほか、通信情報技術省に属するインドコンピュータ緊急対応チームからのもので、これらの機関から提供されたコンテンツの制限をインドで行いました。これには、社会的な不安や非調和を引き起こしかねない反宗教的な内容やヘイトスピーチがありました」とFacebookはコメントしている。

トルコ政府が2014年下半期にユーザアカウントの情報を要求した件数は165回にすぎない。しかし、トルコで遮断されたコンテンツ数は同年上半期の1,893件から3,624件に増加した。

「当社は、主としてトルコ裁判所(およびAccess Providers Union)、現地法5651を管轄しているテレコム当局から提供された内容にアクセス制限を加えました。これにはアタテュルク(編集部注:トルコの初代大統領)への誹謗中傷、人権侵害、個人プライバシーなど様々な攻撃的な内容が含まれていました」とFacebookはコメントしている。

Facebookの報告によると、米国でのユーザアカウントデータに関する要求は2014年上半期の15,433件から下半期には14,274件に減少した。ただ、全般的なことを言えば、Facebookは政府からのこうした要求に抵抗しており、今でもおよそ要求されてもその8割程度は米当局に押し返しているという。

「当社では政府からのそれぞれの要求内容を吟味し、不備があれば押し返すようにしています。また、世界各国の政府に対し、国民の権利と自由を保護しつつ国民が安心、安全であるように監視する慣行を見直してほしいと訴えています」と、Facebookグローバルポリシーマネジメントの部門ヘッドであるMonika Bickert氏はブログ記事で綴った

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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