主婦を越えて広がる在宅ワーカーの輪、企業に安心をもたらす「シュフティ認定ワーカー制度」の導入も

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新たにシュフティ認定ワーカー制度を導入

1月末に登録ユーザー10万人突破を発表した主婦向けクラウドソーシングの「shufti(シュフティ)」。2007年のサービス開始から在宅ワークのマッチングを行い、昨年2014年にはスマホアプリをリリース。また今年1月には、記事作成特化型の「サグーワークス」との連携によりタスク型の仕事が月間10万件以上増えるなど、着々と在宅ワーカーと仕事のマッチングで実績を出しています。

本日、シュフティが新たに導入したのが、「シュフティ認定ワーカー制度」。在宅ワークナレッジや一般常識などのテスト、納品実績などの基準をクリアした在宅ワーカーを、シュフティ事務局が第三者的に認定するもの。企業が抱える在宅ワーカーや納品品質への不安を取り除くことで(参照:中小企業のクラウドソーシング利用に関する意識調査)、企業はより安心して在宅ワーカーに仕事を依頼できるようになります。

職場復帰を目指す主婦のみならず、男性や学生の登録も

シュフティは、その立ち上げ当初から、職場経験を持つものの、結婚や出産といったライフイベントに際して一時的に家に入った女性を中心に仕事を提供してきました。キャリアや実績のある多くの女性が、そのスキルや能力を活かしてシュフティを活用しています。またダブルワークのニーズも多く、子どもがある程度大きくなって職場復帰をした女性はもちろんのこと、最近は男性からのニーズも高まっています。

「在宅ワークのスタンダード化」をミッションに掲げる運営会社 うるる の取締役である小林伸輔さんは、シュフティのユーザー層に広がりが見られると話します。

「女性主婦がメインユーザーなのはリリース当初から変わりませんが、最近の傾向として男性の登録者も増えています。特に、65歳で定年退職を迎えたけれどまだまだ仕事がしたいといったシニア層の登録も多いですね。また学生さんも増加傾向にあります」(小林)

今後、メインユーザーが主婦ではなく他のセグメントになるようなことがあれば、学生シュフティのような形で別サービスに切り出す可能性があると言います。

「おもてなし」をモットーに掲げる手厚いサポート

まだまだ主婦の在宅ワーカーが多いシュフティが厚く扱うのは事務職の仕事です。他社のクラウドソーシングのサービスにデザインやプログラミングなどクリエイティブな仕事が多いのに対して、シュフティではライティングやデータ入力、ウェブを使った情報収集、営業リストの作成といった事務タスクが大部分を占めます。中でも、全案件の6割を占めるのがライティングの仕事。

「多くのクライアントさんが、ライティングの仕事をお願いするならシュフティという風に言ってくださいます。シュフティでお仕事をしてくださる主婦の皆さんの特徴として、しっかりルールを守り、すごく真面目に仕事をしてくださる方が多いからだと思います」

またシュフティが定評のあるのが、会社の「おもてなし」のモットーが反映した手厚いサポート。問い合わせは、電話・メール・チャット(クライアントからの問い合わせのみ対応)に対応。クラウドソーシングを初めて利用するクライアントなどに対して、案件の価格の相場から、案件をより魅力的に見せるコツに至るまで丁寧に対応します。

目指すは年内累計25万件のユーザー獲得

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シュフティの登録ユーザー数の推移

現在、シュフティへのアクセスはスマホとPCが半々ほど。ただ、今のペースが続けば、スマホがPCを上回るのも時間の問題だと言います。昨年のスマホのブラウザ対応、そしてiPhoneとAndroidアプリのリリースが、シュフティの過去1年の大幅な成長に直接的に起因しています。

今後、シュフティでは、2015年以内に累計25万件のユーザー登録の獲得を目指します。まだまだ国内では、企業の事務系の仕事をクラウドソーシングに発注する文化が根付いていないと話す小林さん。そうした文化を形成し、より多くの仕事の確保とマッチングを成立させていくために、パートナー企業との連携やサービスの拡充を行っていきます。

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