スマートバイブレータの「Vibease」——アメリカでの反響を受けて、今年は日本進出を目指す(ビデオインタビュー)

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本稿は、Echelon Asia Summit 2015 の取材の一部である。

シンガポールのテックニュースメディア e27 が毎年開催しているスタートアップ・カンファレンス「Echelon Asia Summit 2015」が Singapore Expo で盛大に開幕した(原文掲載日:6月23日)。今回のイベントには、Freelancer.com の代表 Matt Barrie 氏をはじめ、100人以上の講演者と100社以上のアジアのスタートアップが参加した。

Vibease は、ブース展示エリアの IoT Square で断然注目されるウエアラブルデバイスだった。Vibease はスマートバイブ・デバイスで、Bluetooth を経由しモバイルアプリと連携する。アプリ内ではパートナーとテキストや写真をやりとりでき、遠距離にいるパートナーに対して、振動や動きを調整して伝えることができる。

Vibease の代表である Dema Tio 氏によれば、アメリカでは1,000億円以上のアダルトトイ市場が形成されている。

2012年に設立された Vibease は、Indiegogo などでのクラウドファンディングを経て、Amazon、自社ウェブサイト地域流通チャネルなどを通じて、これまでに約1,000個のプロダクトが販売された。Dema Tio 氏はインドネシア出身だが、現在はサンフランシスコとシンガポールで活動している。

元々、医療デバイスとして開発されたバイブレータに、IoT 技術を融合させ、違和感なく使えるように Vibease を作った。

Vibease は撥水機能に優れ、衛生的な状態を保てるようシリコン素材で作られており、一度の充電で2時間の使用が可能だ。Vibease のウェブサイトから価格は99ドルで購入することができる。

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【via BeSuccess】 @beSUCCESSdotcom

【原文】

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