Siri のような音声認識機能を有しており、スマートフォンを通じユーザに語りかける。「ボーイフレンド」からの誉め言葉でユーザを魅了し、他愛もない会話でリラックス効果を与えるという。
設立者で CEO の Dema Tio 氏は同デバイスについて、以下のように解説している。
ハリウッド映画『her/世界でひとつの彼女』を観て、着想を得ました。この映画は AI ロボットが出演するラブストーリーで、一人の男性(人間)が彼のことを深く理解するコンピュータに恋をするという話です。弊社はこれと同じテクノロジーをバイブレーターにどのように適用できるかをずっと考えていました。初めての自社製品を成功に導いた肉体と精神の融合を、再び追求したのです。
そこで Vibease は、アメリカを最初の市場に選んだ。これは自然なことだ。アメリカは、Sex and the City 官能小説 50 Shades of Grey 、セックス・テック・ジャーナリスト Violet Blue(会社PCでの閲覧に不適)が生まれた国であり、約半数の女性はバイブレータの使用経験があり、パートナーとバイブレータをシェアしている。
もう一つの発表は、プロダクトのエバンジェリスト兼スポークスパーソンとして、Hermione Way が就任したことだ。彼女は、スタートアップの生き様を過度に演出しているとして物議を醸したテレビ番組「Startups: Silicon Valley」の作者だ。このテレビシリーズは、第2シーズンは放映されなかった。
Vibeaseはまた、3月にサンフランシスコで開催されるLaunch Conferenceにて商品概要を明らかにする予定だ。当企業がターゲット市場に米国を捉えていることから当然の動きだといえる。Vibeaseのプロモーション動画はこちらだが非常に面白い[2]。我々はまた、Startup Asia Conference後すぐにVibeaseへのインタビューを行っており以下がその内容である。