今年2度目となるレイオフーーフィットネストラッカーの「Jawbone」が従業員の15%を解雇

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Jawbone UP2とUP3の新デザイン(via. Twitter)
Jawbone UP2とUP3の新デザイン(via. Twitter

<Pick Up> Fitness Tracker – Maker Jawbone just laid off 15% of its staff

16年の歴史を持つフィットネストラッカーの製造メーカー「Jawbone」が、先週木曜日、従業員60人、全体の15%に当たる社員を解雇したことを発表しました。また同時に、主にマーケティング活動の拠点であるニューヨークのオフィスを閉鎖。カリフォルニア州サニーベールとピッツバーグのオペレーションも縮小するとのこと。

急激に拡大する市場の中でダイナミックに成長・変化し続けることが、Jawboneという企業の強み。それを今後も持ち続けるために必要な変化だったと同社の広報担当者はコメントしています。

同社は、Fitbitに対する特許権侵害訴訟や、BlackRockからの3億ドルの借入などの後、今年6月にも社員の4%にあたる20人を解雇。Up3などのプロダクトには酷評が集まっており、水泳する人のために開発されたにも関わらず防水ではなかったなどのトラブルが…。

Fitbitや、Apple、Samsungといった競合ウェアラブル企業が200%の成長率を達成するなか、パイオニアであるJawboneはトップ5圏外に陥っていると指摘されています。

via. Slate

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