ホームセキュリティ「Secual」が約6000万円を調達し、不動産・民泊の事業会社たちと資本業務提携を結ぶ

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Secual

ホームセキュリティサービス「Secual」を提供するセキュアルが、約6000万円を資金調達した。第三者増資の引受先は、アドベンチャーとAMBITIONの2社に加え、個人投資家など。

賃貸住宅事業を展開するAMBITIONと、民泊事業を展開するアドベンチャーの2社とは、出資に留まらず、資本業務提携となる。賃貸住宅や民泊は、スマートロックやホームカメラなど、スマートホーム関連のプロダクトとは相性がいい。

セキュアルは、資金調達により体制の強化を図ることができるメリットに加え、ユーザニーズが高そうな領域へとサービスを普及しやすくなるメリットがある。

「Secual」は今年の後半クラウドファンディングによる資金調達を達成。12月1日には、iPhone・iPad関連サービスのレビューサイト「AppBank」が運営するオンラインショップ「AppBank Store」での予約販売、不動産ネット接客サービス「ietty」とのモニターキャンペーンを開始している。

その際の取材でも、セキュアルは今後、相性の良いユーザがいそうな領域へとアプローチを続けていく予定であることを明らかにしていた。今回の資金調達により、体制の強化と潜在ユーザがいる領域へのルートを獲得したセキュアルは、よりペースを上げていくと考えられる。

「Secual」は、2016年2月の正式出荷に向けて開発段階に入っている。

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