
米アマゾンが浄水器メーカーBRITAと提携し、ポット型浄水器「Brita Infinity Pitcher」をローンチしたことを発表した。
この新型浄水器は、内臓されているカウンターがフィルターを通過した水の量を測定し、その量が限度に近づくと自動的に新しいフィルターを「 Amazon Dash Replenishment」を通じて注文する仕組みになっている。つまり、ユーザーはフィルターの交換時期を気にすることなく、自動的に浄水器が注文したフィルターを受け取って、交換すればいいだけということのようだ。
Britaの消費者には、Amazon上のもっとも安い価格と最適な配送オプションが提供されるとのこと。「Amazon と提携することで、Britaユーザーが余計な労力なしに適切な時期にフィルターを交換できるようになると考えています」とBritaの担当者はコメントしている。
「Amazon Dash Replenishment」は、ネットに接続した家電が必要な消耗品を自ら米Amazon.comから購入するスマートホームサービスで、先月米国で発表されたばかり。たとえば、Samsung製のプリンターの一部は、このサービス経由で補充用インクを自動的に注文することができる。
「私たちのゴールは、お客様が必要な日用品を常に持っている状態にすることです。Dash Replenishment によって、スマート家庭用品は必需品のストックを切らさないように再注文するべきタイミングを判断します」とAmazon Devicesの担当者はいう。
交換用フィルターの注文が自動化される浄水器とは、BritaにとってAmazonとの提携はきっと嬉しいものだろう。
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