アーリーステージ向けベンチャーキャピタルの Cherubic Ventures(心元資本)が1億2,000万米ドルのファンドを立ち上げることを発表した。これは SaaS、バーチャルリアリティ、ロボティクス、マシンラーニングの他、アメリカ、中国、東南アジアにわたるクロスボーダー EC 等のハイテク業界に投資される予定である。
この新規ファンドは先週(3月上旬)上海で開催された Cherubic Ventures の年次投資サミットで発表されたが、プレスリリースによれば、すでに7,000万米ドル以上を集めているという。
Cherubic Ventures はまた、上海に新たにオフィスを設立し、アジアやアメリカでのグローバルフォーラムを積極的に主催する予定である。同社は現在北京、台北、サンフランシスコにオフィスを構えている。
エンジェル投資家のMatt Cheng(鄭博仁)氏により2010年に設立されたCherubic Venturesは、シード資金を有能な起業家に提供するアーリーステージベンチャーキャピタルだ。同社はこれまでにシリコンバレー、中国、東南アジアにおいて90社近くに投資してきた。投資先には AirHelp、Chaldal、Hyperloop、Spottly、TechNode(動点科技)等がある。
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