台湾で展開するファッションフリマアプリ「maipple」が、ガイアックスや個人投資家らからシード資金を調達

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台湾でファッションフリマアプリ「maipple(マイプル)」を提供する maipple は17日、ガイアックスのシェアリングエコノミーファンドを運営する GX インキュベートと、エンジェル投資家3名からシード資金を調達したと発表した。調達した金額やエンジェル投資家の名前は明らかにされていない。

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maipple は台湾のアクセラレータ AppWorks(之初創投)の第11期から輩出されたスタートアップ。アプリは昨年12月にローンチし、台湾におけるファッションアイテムの C2C 取引に特化している。売り手〜買い手間の商品代金の授受には maipple がエスクローの機能を提供、買い手はクレジットカード、コンビニ支払、銀行振込の3つの手段のいずれかで代金を支払うことができる。サービス開始後のキャンペーン中のため、代金授受の手数料は現在無料。商品の配送は、台湾で統一速達が提供する黒猫宅急便(クロネコヤマトの台湾版)、中華郵政(台湾の郵便)、コンビニ受け取りの中から、売り手が指定し買い手に選んでもらう。

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台湾の C2C に関して言えば、これまでにもヤフー台湾オークション(Yahoo 奇摩拍売)や、PCHOme と eBay が共同出資するRuten Auction(露天拍売)のようなオークションサイトはこれまでにも存在したが、ファッションに特化したフリマアプリとしては、maipple が台湾で初の存在とのこと。maipple がスマホで取引が完結できる点からは、日本でメルカリがヤフオクから多くの取引を奪取した構図を彷彿させる。

maipple の創業者で代表を務める永松功太郎氏によれば、同社が2012年から、日本の複数のアパレルメーカーの台湾向けマーケティングを受託していた経験から、台湾におけるインフルエンサー約300名を独自にネットワークしており、彼女たち(インフルエンサーの多くは女性である)を活用したマーケティングによって、maipple の効果的なプロモーションを図りたい、としている。今回調達した資金は、プロモーション活動や追加のシステム開発、台湾から東南アジアへの進出拡大の準備のために利用される予定だ。

maipple は当面 C2C に特化するが、将来的には、日本のアパレルメーカーが台湾で抱えるキャリー在庫(シーズン外れ商品)を預かり販売する形で、B2C にも進出したいとしている。

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この地域では、日本のスマオクが、日本の売り手とアジアの買い手を結ぶ越境 C2C サービスを先ごろ発表している。今後進出を目指す東南アジアには Carousell などの競合もおり、maipple が〝日本ブランド〟をバネにどこまでユーザ数を伸ばせるか、注目したいところだ。

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