Internet of Thingsは今後の成長市場。一方で開発には大きなコストと人員不足が課題になっている。IoTの標準化団体では19項目に渡る技術力を要求しているが、それを実現できる開発者は非常に少ない。isaaxではこのソフトウェア開発、デバイスのファームウェアアップデートなどの管理までを一括で管理できるプラットフォームになっている。また、基本的なプログラム言語を扱えればこのプラットフォームを利用できるので、開発者の課題も解消しやすい。支援はKDDIが担当した。
9月13日から16日まで、サンフランシスコの Fort Mason Center は、毎年ここで開かれる SOCAP(Social Capial Markets)カンファレンスの会場となった。このカンファレンスのモットーは「社会変化を促す力としてビジネスを用いるグローバルコミュニティーが、共に集って話を聞き、学び、それを実行する場所」だ。2008年にスタートしたときの参加者は600人だったが、今年はその数も2,500人を超えた。
Social Good LLC の飯盛豊氏 Image credit: “Tex” Pomeroy
今年のイベントにサンフランシスコを訪れている団体は、日本からもいくつかあった。Impact Hub Tokyo と密接に関与する Social Good LLC からは、飯盛豊氏が代表して参加していた。Social Good の最近のビジネスコンセプトは、森林地域の安全改善分野への IoT の適用だ。そのビジネスがターゲットとする地域の一つであるインドネシアでは、センサーを搭載した鳥の巣箱を使って IoT ネットワークを構築している。
インドネシアは、生物の多様性を保存するためだけでなく、熱帯雨林における木材の取引状況を維持するためにも、環境の状態をモニタし続ける必要がある。偶然にもその森林火災検出ネットワークは、近年、多くの山火事を経験しているカリフォルニアでも使われることになるようだ。また、Social Good は、コミュニティでの災害軽減活動を推進すべく、スタートアップと非営利組織をつなぐことも目指していることは、特筆に値するだろう。
企業の労務管理をクラウド化した「SmartHR」を運営するKUFUは9月26日、社労士向けのサービス「SmartHR for Adviser」の提供開始を発表した。 同サービスはSmartHRの一部機能として提供され、社労士は顧問先企業の管理や情報の閲覧、社労士が保有している電子証明書を使用して顧問先の保険や雇用保険などの手続きをSmartHR上から管轄の役所へ電子申請することが可能となる。今後は…
企業の労務管理をクラウド化した「SmartHR」を運営するKUFUは9月26日、社労士向けのサービス「SmartHR for Adviser」の提供開始を発表した。
e コマースおよびデジタルビジネス向けビジュアルテクノロジーを開発する人工知能(AI)企業 ViSenze は、楽天ベンチャーズのリードによるシリーズ B ラウンドを1,050万米ドルの調達でクローズした。ともにラウンドをリードしたのはクロスボーダー投資会社の WI Harper Group と、アメリカやアジアでアーリーステージテクノロジースタートアップに投資する VC の Enspire Ca…
e コマースおよびデジタルビジネス向けビジュアルテクノロジーを開発する人工知能(AI)企業 ViSenze は、楽天ベンチャーズのリードによるシリーズ B ラウンドを1,050万米ドルの調達でクローズした。ともにラウンドをリードしたのはクロスボーダー投資会社の WI Harper Group と、アメリカやアジアでアーリーステージテクノロジースタートアップに投資する VC の Enspire Capital だ。
Singapore Press Holdings の投資部門 SPH Media Fund、Alibaba(阿里巴巴)の元 CTO である John Wu (吴炯)氏が設立したアジアの代替資産管理会社 FengHe Fund Management(風和投資管理)、Raffles Venture Partners、Phillip Private Equity と UOB Venture Management もこれに参加した。
ViSenze は e コマース市場に AI テクノロジーを持ち込むことで多大なマーケットトラクションを獲得しました。持ち前のイノベーション DNA でショッピング体験をより簡単にするデジタルコンテンツプラットフォーム向けの新しいソリューションを開発しています。ビデオコマース向け新ソリューションにも大きな可能性を感じています。引き続き ViSenze に投資し、シリーズ B ラウンドをリードできたことを非常に嬉しく思っています。
ViSenze は e コマースビジネス、小売、コンテンツパブリッシング業界を対象にアドバンストビジュアル検索および画像認識ソリューションを開発している。機械学習とコンピュータビジョンを組み合わせたテクノロジーを基に、ViSenze は オンラインショッピングの消費者が e コマースプラットフォームで写真をアップロードするなどして閲覧・検索したり、ソーシャルメディアやビデオネットワークなどのコンテンツパブリッシャープラットフォームを利用したりする際、瞬時にビジュアル的に類似した商品を勧めてくれる。
同社のソリューションは大手 e コマース企業の楽天、ASOS、Myntra(Flipkart の子会社)や Lazada などがエンゲージメント率とコンバージョン率アップのために採用している。ブランドは ViSenze を使って画像をエンゲージメントに取り込み、パブリッシャーは ViSenze で自社のビジュアルメディアアセットをマネタイズする機会を生み出している。
ViSenze によると、過去12ヶ月間の収益成長率は300%を超えたという。
同スタートアップはサンフランシスコ、ニューデリーとシンガポールに事務所を構えている。シンガポール国立大学と中国の清華大学が共同で設立した著名な研究センター NExT のスピンオフだ。
オンラインショッピングにおいては商品のビジュアル的特徴を詳細にとらえ、購入者が探しているものを販売している商品とマッチさせるようビジュアルショッピング AI を訓練しています。弊社研究開発チームによる継続的な検索品質の向上とイノベーションにより、弊社小売業クライアントのコンバージョン率は最高で70%増加しました。