新オープンのビッグサイト東新展示棟で中小企業総合展が開催、選ばれたスタートアップらが先進的な製品を披露【ゲスト寄稿】

本稿は、THE BRIDGE 英語版で翻訳・校正などを担当する “Tex” Pomeroy 氏の寄稿を翻訳したものです。オリジナルはこちら


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Image credit: Tokyo Big Sight

東京都の小池百合子知事を東新展示棟のオープン式典に招いたビッグサイトでは、10月31日に第12回中小企業総合展が開催された。東7ホールは、この中小企業創造展と併催される新価値創造展の会場となっていて、選ばれたスタートアップ数社が「Going-Global Innovations Competitions Zone」を取り囲んでいた。

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新たにオープンしたビッグサイトの東7ホール
Image credit: “Tex” Pomeroy

東京がホストを務める2019年のラグビーワールドカップのみならず、2018年の平昌オリンピックや2020年の東京オリンピックを前に、海外企業と提携を求める企業が多かったようだ。イベントの主催者である東京都中小企業振興公社は5月、タイ工業省と提携しバンコクにオフィスを開設、その結果、タイ出身の多くの企業が今年の中小企業総合展には参加していた。

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人財ソリューションのブース。同社は、ソフトウェア開発協力のために、東京とハノイをつないでいる。
Image credit: “Tex” Pomeroy

日本の参加者にも変化があった。カンボジアでキリロム工科大学を立ち上げている猪塚武氏や、東京とベトナムのハノイの企業間で、ソフトウェア開発協力に携わる台東区などの姿があった。TechCrunch Disrupt SF にも参加した Gridmark は、言語学習に使える音声ペンを出展していた。会場には、他にもミャンマーでホテル経営の学校を立ち上げた、日本と関連の深いグループもいた。

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グロータックのブース
Image credit: “Tex” Pomeroy

東京地域の活動に話を戻すと、E3 Enterprise のほか、アスリートにモニタリングデバイスを提供するグロータックのようなスタートアップがいた。また、スタートアップではないものの、千葉のアイ・メデックスという企業(社長の市田誠氏がそういっていたのだが、「re-startup」と呼んでいい企業もあるだろう)は、アスリートの心臓モニタリングシステムを展示していた。同社もまた、 THINK INNOVATION と書かれたバナーを掲げ、今年の TechCrunch Disrupt SF に日本からの代表メンバーとして参加していた。

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アイ・メデックスのブース
Image credit: “Tex” Pomeroy

安全という、より広い切り口を取り扱う企業もいた。全地形対応の車椅子 WHILL は、メインホールのセッションで WHILL に乗る人への安全システムを披露していた。長年にわたって筆者一押しのスタートアップであるチャレンジは、同社の地震センサーネットワークと大学キャンパス安全システムを、新価値創造展の招待された安全・防災ブースエリアだけでなく、可能な限り多くの海外パートナーを見つけようと情報交換エリアにもにも出展していた。

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チャレンジのブース
Image credit: “Tex” Pomeroy

最後に、他の出展企業も紹介しておこう、年内に都内への進出を計画している浜松のベンチャー企業パイフォトニクス。同社の LED システムは、逗子で開催された「光の波プロジェクト」などで注目を浴びている。八王子の MIRAI-LABO は、太陽電池向けの先進的なインベータを開発しており、夜の工事現場に照明を提供するベンチャービジネスを展開しようとしている。

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新価値創造展の国際ブースエリア
Image credit: “Tex” Pomeroy
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