サービス付き共同生活スペースを低料金で提供するインドのZolo、シリーズAラウンドで500万米ドルを調達

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Zolo

バンガロールを拠点とするスタートアップ Zolo(Zelo から社名を変更)はインドでサービスの行き届いた共同生活スペースのプラットフォームを提供している。今回 Zolo は、既存投資家の Nexus Venture Partners がリードしたシリーズ A ラウンドで500万米ドルを調達した。Nexus Venture Partners は最近では e ラーニングスタートアップ Unacademy にも投資を行っている。

貸付により投資を行うベンチャーキャピタル InnoVen Capital も投資に参加している。

Zolo は、今回調達した資金を積極的な成長戦略に使う計画で、備え付けのベッド数を5,000から1万2,000まで増やし、今年中にチェンナイやデリー首都圏まで事業を拡大していく予定だという。

同社は Nikhil Sikri 氏と Akhil Sikri 氏によって2015年9月に設立された。快適な空間はもちろん、食事や家事サービス、ファイアーウォールで管理された Wi-Fi 環境を提供し、サービスの行き届いた生活を手頃な料金で実現させた。そのために、Zolo は Tier 1に含まれる大都市のオフィス街周辺を拠点にアプリベースの統合テクノロジープラットフォームを利用している。家賃は安い所でひと月5,000インドルピー(75米ドル程度)からだ。

ゲストハウス業界はインド中で多くのプロフェッショナルな若者たちの需要に応えているが、Zolo は業界の再定義を試みているという。現在、標準化が行われていないことのほかにも非常に低い利便性や顧客満足度が重しとなり、ゲストハウス業界にはどんよりした空気が立ち込めている。

CEO を務める Nikhil 氏は次のように語る。

人々の生活に直接インパクトを与えるようなことをしたいと常に思っています。この理念は医薬業界で働いていた頃に染み付いたものです。業界を創りかえることで多くの人の生活を向上させたい、とよく考えていました。私にとっては手段は変わっても、理念は今も変わっていません。

Zolo が提供するサービスは、隅々までサービスの行き届いた環境で生活したいと考える若者を主なターゲットとしている。同社は月1,699インドルピー(25米ドル)で三度の食事を毎日提供するが、住人に合わせた豊富なメニューから極上の食事を提供することができるよう、食事サービスには力を入れている。さらに家事サービスや Wi-Fi も利用できる。

Nexus の Sameer Brij Verma 氏は次のように述べている。

雇用や教育の機会を求めて大都市に引っ越してくる学生やプロフェッショナルな若者をターゲットにしているマーケットの中でも、サービスの行き届いた低料金の生活スペースを扱う分野には大きな成長の余地があります。Zolo の第一の方針は、同社が持つ強力なテクノロジープラットフォームによって費用効率の高いスケーラブルな実行エンジンを構築することです。それにより、Zolo は短期間でマーケットリーダーに台頭するまでになりました。

さらに Zolo は、きめ細かいサービスを提供する宿泊施設のコンセプトを打ち出すために、建設業界の大手企業との提携を進めている。このコンセプトは香港やニューヨークなどの大都市では一般的だ。建設業者らは賃料収入を自らの投資基盤に加えることに必要性を強く感じ始めており、Zolo との提携に興味を示している。

【via e27】 @E27co

【原文】

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