人工知能スタートアップ「Ozlo」、ボットに依頼内容の不明点に質問で返す能力をもたらす

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<ピックアップ> This AI startup wants to help robot assistants ask people the questions

SiriにしてもAlexaにしても、わからないことに対しては “I didn’t quite get that” (よくわかりませんでした)のように一言で片付けられてしまうのが現状だ。

人工知能(AI)スタートアップ「Ozlo」は、このように持ち主への反応に失敗してしまうロボットアシスタントに対して、「質問で返す」能力を与えようとしている。

同社が展開するソフトウェアには、データ解析、ユーザーが求めていることの解釈、またユーザーとの会話を目的にした3種類がある。3つ目は、ユーザーの依頼に対して、その内容を明確にするためにアシスタントが質問をすることを可能にするものだ。

企業は、これらのソフトウェアを自社のバーチャルアシスタントにOzloのソフトウェアを導入することができる。持ち主からの質問に答えられない場合、その内容を明確にするために適切な質問を投げかけられるようになる。

企業向けソリューションのほかに、iOSとAndroidのモバイルアプリを提供。この消費者向けアプリで持って、自社サービスを試験運用しているという。

Ozloは、これまでに1,400万ドルを調達している。似たようなツールには、Google、IBM、Amazonといった各社が取り組んでいる。

via. Recode

 

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