今回の動画コマースプラットフォームの提供とあわせて、bolome は UP 主に日本と韓国の商品12,000点以上の商品のドロップシッピングサービスの提供も行う。これにより、UP 主は商品を魅力的に紹介さえすれば、自ら商品を仕入れたり発送したりする必要がなく、日韓メーカーから直接調達した正規品の販売が可能となる。bolome では、同社が中国 E コマースでの独占販売権を持つ、浅野撚糸のタオルブランド「エアーかおる」、ジービーエスのアロマスティック「LoaLes」、ナチュラルバイオ研究所のプラセンタ美容液「ROYAL」、韓国 EGNIS の食事代用食「LABNOSH」等を中心に、商品の積極的なプロモーションを行っていくとしている。
今年上半期以降、KOL が自らオンライン店舗を設置してコマースを展開するソーシャルコマースプラットフォームの躍進は目覚ましい。(WeChat などの)アプリの中から利用できるアプリ「ミニアプリ(小程序)」を使ったコマースアプリでは、5,000店舗以上の KOL 店舗を運営するとされる「Xiaodianpu(小電舗)」がシリーズ C ラウンドで5,000万ドルを調達したほか、「Koopoo(靠譜好物)」や「Haowumancang(好物満倉)」はそれぞれシリーズ A ラウンドで数千万人民元(数億円台の後半相当)を調達、「Look」がシリーズ A ラウンドで2,200万ドルを調達した。また、Tencent(騰訊)から先ごろ多額の資金を調達したとされる「Pinduoduo(拼多多)」は、アメリカでの IPO が噂されている。