アート仲介や展覧会企画のBingxi Culture(丙希文化)、Alipay(支付宝)と提携しアートシェアリングプラットフォームをローンチ

by TechNode TechNode on 2018.11.19

ショッピングサイトの Bingxi Culture(丙希文化)は個人向けにアート作品を Alipay(支付宝)を通してレンタルするアートシェアリングプラットフォームをローンチし、中国のレンタル業界に独自の参入を果たした。

サービスは10月末に、深圳、重慶、南京の3都市でテストサイトとしてローンチされた。価格は翡翠の散りばめられたブレスレット、仏陀の現代画に至るまで対象品によって様々で、レンタル期間は1週間ほどの短いものもある。

Bingxi CEO の Tang Xiwen(唐希文)氏は Southern Metropolis Daily(南方都市報)に対し、このレンタルプラットフォームを通じて、アートを日常生活に近いものにしたいと語った。より実際的な話としては、一般市民の間でアートに対する関心が高まっているため、作品の需要も出てきているともコメントした。中国でオンラインサービスや物流とともにいわゆるシェアリングエコノミーが台頭してきたのも合わさり、オンラインアートレンタルプラットフォームをローンチするのに機は熟したようである。

Alipay 上では、Bingxi のサービスはレンタルのオプションが追加されていること以外は、普通のショッピングサイトと同様に見える。レンタルにはかなりの金額が必要だが、一定以上の Sesami Credit(芝麻信用)スコアを持つユーザは免除される。

実のところ、Bingxi Culture のアートレンタルアプリは新しいものではなく、ユーザが作品を直接買うのではなくオフィスや家に「試し置き」するための既存のウェブサイトをベースに作られている。

Tang 氏によれば、Bingxi は複製や模倣品でないアート作品の中国で唯一のレンタルプラットフォームだという。同社は商品の仕入れ先として国内外のアーティストやアートスクールと提携している。

Bingxi の Ant Financial(螞蟻金融)との提携は絶好のタイミングだったようだ。中国のアート市場はいまだ過熱しており、国内における億万長者の増加によって昨年は世界第2位の規模となった。加えて、昨年に史上最高額で落札された斉白石の『山水十二屏』(1億4,100万米ドル)の落札者は中国人である

それに比べ、3ヶ月のレンタルでも値段は1,000人民元(約16,000円)からという Bingxi の新たなプラットフォームはよりカジュアルなコレクターにもお値打ちだ。

【原文】

【via Technode】

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