本稿は世界のスタートアップシーンを伝える起業家コミュニティFreaks.iD編集部との連動記事。資金調達に成功した事例をデータベースとして毎日更新中。いち早くニュースをチェックしたい人はこちらを参照されたい

会員制コワーキングスペース「NeueHouse」が3,000万ドルを調達。同社コワーキングプレイスは高いデザイン性のリビング、カフェやシアタールーム、撮影スタジオなどを併設。競合他社と比較して1平方フィートあたりの収益率は高いという。現在は入居待ちが発生するほどの需要を抱える。- NeueHouse locks in $30 mln

ロンドン発、個人単位DD（デューデリジェンス）プラットフォーム「Neotas」が110万ユーロを調達。Webなどには公開されていない個人情報をSNSなどを通じて収集し特定人物の評価をするサービス。主にHR企業が求職者のバックグラウンドチェックをする際に利用される。- London-based Neotas raises €1.1 million to screen potential employees using “digital intelligence

食品業界と製薬業界に特化した保険会社「Corvus Insurance Agency」が1,000万ドルを調達。電話、SNS、IoTなどから取得したデータを分析。50以上の基準を設けて顧客の事業リスクを算出しスコアリング化する。顧客企業にとって適切なリスクマネジメントが可能となる。 –  Corvus Insurance lands a fresh $8 million to turn sensor data into actionable info for its food and pharma customers

ドイツ発、引っ越しスタートアップ「Movinga」が1,500万ユーロを調達。ヨーロッパの引っ越し業界ではプロセスが手動、かつ無駄に追加コストがかかるなどに代表される価格の不透明性が問題であった。そこでMovingaはオンライン上で見積もりと予約を取れ、またゴミのでない梱包素材を用いたサービスを展開。フランス、スウェーデン、ドイツでサービスを展開しており今回の資金調達で欧州他国への展開を見込んでいる。 – Movinga, the European house removals platform, raises further €15M

個人および自営業向け税金アドバイスサービス「Visor」がシリーズアラウンドで900万ドルを調達。本サービスは家の購入などの大きな支出があった個人や、税理士を雇う程大きくない自営業者の税金支払いプロセスの時間を短縮させ、税控除のアドバイスを行う。99ドルから利用可能。- Corvus Insurance lands a fresh $8 million to turn sensor data into actionable info for its food and pharma customers

AR用ディスプレイメーカー「DigiLens」が2500万ドルを調達。導光版の反射成分をガラス板に直接印刷する技術により、他社の製品より安価に販売することを可能とした。2019年度からは150度の広角視野で、より没入感を楽しめる製品開発に注力する。今回のラウンドは「Pokemon Go」を開発する「Niantic」や「三菱化学」が参加した。- DigiLens raises funding for holographic AR displays from Niantic and Mitsubishi Chemical

インド最大手のフィットネスアプリ「HealthifyMe Wellness Private Limited」がシリーズBラウンドで600万ドルを調達。同社製品は栄養士やトレーナーと連携して専門知識・アドバイスをユーザーに提供するほか、AIを活用し食事の内容や日々のトレーニングを管理する。インドでは220都市以上で利用され400万人以上のユーザーを獲得している。 – HealthifyMe pockets $6 Mn from Systema Asia Fund, Chiratae, Blume and others