Qualcomm Ventures、1億米ドル規模のAIファンドをローンチ

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Image credit: Qualcomm Ventures

Qualcomm Ventures は11月28日、将来有望なスタートアップに最大1億米ドルを出資するプログラム「AI Fund」の立ち上げを発表した。このニュースは、同社のグローバルリーダーである Quinn Li 氏と CEO の Steven Mollenkopf 氏がサンフランシスコで行われたプレゼンテーションで明らかにした

最初に出資したスタートアップはコンピュータービジョン・顔認識関連のソフトウェア会社 AnyVision である。特定企業への投資規模は非公開とされているが、およそ100万米ドルから1,000万米ドルくらいになると思われる。出資全体のおよそ3分の1はシリーズ A ラウンドの企業にわたり、残りの3分の2はシリーズBラウンドの企業に行く予定だと、Li 氏が VentureBeat との電話インタビューで話した。

Qualcomm Ventures はディープラーニングや機械学習の活用モデルを構築するプラットフォームだけに留まらず、自動運転車、ロボティクス、エンタープライズソリューションといった分野など幅広くアプリケーションが活用される AI の企業に投資することを目的とする。

モバイル・IoT 向けプロセッサ「Snapdragon」のメーカーとして、同ファンドはオンデバイスの機械学習を展開する企業に投資を行っていく。

Mollenkopf 氏は次のように話した。

Qualcomm Ventures は様々な使用事例に注目し、それぞれ異なる業界が抱える極めて特有な問題を解決していくだろうと私は考えます。

各業界が持つ本当の問題を解決する AI の活用法を探しています。なぜなら AI はどれも興味を起こさせるからです。近年 AI は注目を集めるようになったと思いますが、本当の価値は顧客の特定のニーズや問題を真に解決できるソリューションを作り上げるところにあります。ですので、企業の皆様が具体的に何の使用事例を解決できるかを見つけ出すのに時間がかかりますが、弊社が持つテクノロジーを活用できる日を楽しみにしています。

2000年に設立した Qualcomm Ventures はこれまでに、RingWazeXiaomi(小米)などおよそ150社に及ぶ企業へ投資している。

既存の AI 投資としてコンピュータービジョンスタートアップ Clarifai、自動運転企業の Cruise Automation、中国の AI プラットフォーム SenseTime(商湯)、今週初めに SoftBank Robotics と配達ロボットをデビューさせたロボティクス会社 Brain Corp がいる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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