産業分野に特化した小型産業ドローンの開発を行うLiberawareは、4月上旬より屋内の狭所空間で利用できる点検用ドローンのレンタル事業を開始すると発表した。
本事業は、屋内空間の点検作業に用いる超小型ドローンのレンタルサービスで、同社と提携する専門の代理店がドローンの機体貸与・操作撮影を実施する。撮影した映像データからパノラマ画像を生成して合成することもできる。データは同社が管理するクラウドストレージに保管可能で、ワンストップで点検データを扱えるようになる。
床下や天井裏・配管路等屋内の狭所空間で利用できる小型点検用ドローンは、作業者の精神的負担軽減や点検の質向上、インフラ設備の老朽化への対応や防災・減災などの効果が見込めることから需要がある一方、高機能のドローンは高価かつ国交省への利用申請が必要な大型のものに限られており、導入の障壁が高い現状があったという。
同社は、昨年に大手鉄鋼メーカと共に複数の施設内の暗所・高所・狭所空間でドローンによる点検を実施しており、4月の事業開始に先駆け、多数のプラント業者からすでに受注している。プランは、1日だけ点検のLite、月間契約のStandard、年間契約のProの3プランが用意されている。
via PR TIMES
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