クラウドファンディングサイト運営のREADYFOR、シリーズAのエクステンションラウンドで約4.2億円を調達——Salesforce Venturesなどから

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READYFOR の社員の皆さん
Image credit: Readyfor

<29日16時30分更新>

本稿初出時、シリーズ A ラウンド初回(昨年10月実施、約5.3億円)、シリーズ A ラウンド今回(今回実施、約4.2億円)の合計金額として、シリーズ A ラウンドの調達金額合計として約9.5億円(一部、金融機関からの融資を含む)とした。しかし実際には、シリーズ A 初回発表分には融資金額が含まれておらず、シリーズ A 今回発表分には融資金額が含まれているため、厳密にはシリーズ A ラウンド全体での出資による調達金額は不明となる。また、同社によれば本金額は非開示。該当箇所を削除。

クラウドファンディングサイト「Readyfor(レディーフォー)」を運営する READYFOR は29日、シリーズ A のエクステンションラウンドで約4.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは Salesforce Ventures で、金額の一部には、みずほ銀行などからの融資が含まれる。今回の調達を含めたシリーズ A ラウンドでの調達金額合計は約9.5億円(一部、金融機関からの融資を含む)。

これと合わせ、Salesforce Ventures 日本代表の浅田慎二氏がアドバイザーに、DeNA 執行役員の小林篤氏が技術アドバイザーに、The Breakthrough Company GO 砥川直大氏がソーシャルプロデューサーに就任することも明らかになった。

Readyfor は2011年3月、米良はるか氏が東大発ベンチャーのオーマの事業の一つとしてサービスを開始。2014年7月には米良氏が代表取締役となって新法人 READYFOR を設立、オーマから Readyfor の事業を引き継いだ。昨年10月に実施したシリーズ A ラウンドで、創業から7年半を経て初のエクイティファイナンスを実施し話題を呼んだ。

また、Readyfor はサービス開始から8周年を記念して、本日から特設ページを開設している。このページによれば、Readyfor 上で実施されたクラウドファンディングの目標金額の達成率は約75%に達しており(2017年〜2018年)、金融機関・新聞社・自治体など提携パートナーの数は約250機関に上る。病院や医療施設への寄付、大学や研究への寄付、裁判や社会的活動の費用を寄付、ガバメントクラウドファンディングなど、SDGs や ESG 投資への活用が増加していることがわかる。

via PR TIMES

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