教育事業を手がけるエナジードは4月10日、中学・高校生向け補助教材「次世代型キャリア教育ENAGEED」にてタブレット版の提供を開始すると発表した。同社は、中学・高校生向け補助教材「次世代型キャリア教育ENAGEED」を展開しており、4月8日にはWiLを引受先とした4億4000万円の第三者割当増資も実施している。
ENAGEEDは2016年より中学・高校生向け補助教材として、主に「総合的な学習の時間」に活用されている教材。「AIやロボットには代替の効かない、これからの時代に人が求められる力」を先生が授業で取り扱い、生徒が学ぶことができる。
紙媒体にて全国160校以上の国公私立の学校や40法人以上の学習塾で採用されており、2020年の教育改革に向け「自ら考え、対処できる力を育む」教育への関心の高まりから、導入校も継続的に増加を続けている。
![スクリーンショット 0031-04-28 9.26.42.png](https://i0.wp.com/thebridge.jp/wp-content/uploads/2019/04/0031-04-28-9.26.42.png?resize=640%2C351&ssl=1)
今回提供を開始したタブレット版では、文部科学省の掲げる「2020年度に向け全ての学校で1人1台の情報端末を活用した学習の推進」に対応した教材として改良するとともに、これまで紙媒体では実現が難しかった「ENAGEED」上での生徒のアクションや他生徒とのコミュニケーション度合いの測定、教師と生徒のインタラクティブな授業のサポートなど、デジタルの特性を活かした機能開発を行っている。
具体的な機能としては他の生徒からアクションボタンによる評価やコメントを受けることができるものや、生徒一人ひとりの作業状況をリアルタイムに確認することができるキャッチアップ機能、生徒の回答内容の一覧化などがある。同社は、今後、タブレット版の提供により2019年度中に導入校数200校を目指す。
via PR TIMES
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する