
Image credit: WeWork
コワーキングスペースの WeWork がタイのバンコクに上陸した。Bangkok Post の報道によれば、最初の2つのロケーションは、Asia Centre Building と T-One Building となる。
Asia Centre のロケーションは、WeWork の東南アジア展開の一部である同社のイノベーションプラットフォーム「WeWork Labs」の拠点にもある。WeWork Labs は、WeWork がスタートアップエコシステムを支援するというミッションにおけるマイルストーンとなる。
WeWork 東南アジアのマネージングディレクター Turochas Fuad 氏は次のように語った。
WeWork は Launchpad として活動することで、タイが「タイランド4.0」 を築く上でパートナーとなることを約束する。我々の営業展開がタイで成長するにつれ、グローバルなネットワークに支えられたローカルなエコシステムの中でビジネスを加速させるとともに、柔軟なスペースに効果的なソリューションを求める中小企業から Fortune 500 企業まで、その需要に応える可能性は非常に大きいと感じている。
タイ国家イノベーション庁(NIA)でイノベーションシステム担当エグゼクティブディレクター代理を務める Krithpaka Boonfueng 氏は、タイのスタートアップが投資を求める上で、世界および東南アジアの視点を持つ必要があると強調した。
NIA は地元スタートアップの成長を刺激すべく WeWork Labs と協業するとともに、民間セクターとの密接な関係づくりがタイの地元エコシステムの強化につながると確信している。
WeWork はシンガポール、ホーチミンシティ、マニラ、ジャカルタ、クアラルンプールなど、東南アジアに19ロケーションを展開している。
WeWork Labs 東南アジア責任者 Adrian Tan 氏は、バンコクの WeWork Labs が東南アジアで2つ目のロケーションであり、これは地元および世界のプレーヤーにとってのイノベーションハブとして、タイの位置付けを象徴していると語った。WeWork Labs のスペースは、アーリーステージのスタートアップに成長を支援するリソースを提供する。
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