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カナダの大手年金基金管理会社である Canada Pension Plan Investment Board(CPPIB)は、インドの物流系スタートアップ Delhivery の株式8%を1億1,500万米ドルで取得したと発表した。
同社は5月、SoftBank Vision Fund がリードした投資ラウンドで4億1,300万米ドルの資金を調達。それに伴い、企業価値が16億米ドルを突破し、ユニコーン企業となった。他の支援者として Carlyle Group、Fosun International、Nexus Venture Partners、Tiger Global、Times Internet などがいる。
CPPIB の投資は、アジア企業への長期投資を模索する Fundamental Equities Asia Group を通じて行われた。取引完了後、CPPIB は Delhivery の取締役会に加わる。
声明によると、インドにおける CPPIB の株式投資額は2019年6月30日現在、約75億米ドルとなったという。
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Delhivery の設立者兼 CEO である Sahil Barua 氏は、「現在までの出荷数が5億件に達するので、 CPPIB からの出資は非常にタイムリーなもの」と述べた。なお、昨年は2億5,000万件の出荷を取り扱った。
また、Delihivery は過去1年間でインド国内1万7,500か所を超える郵便番号エリアでの稼働、3つの新事業の立ち上げ、そして1万件以上の仕事の創出を実現したと、Barua 氏は語った。
同社は2月、自らを e コマースのエンドツーエンドソリューションプロバイダと位置づけ、ドバイの物流会社 Aramex のインド事業を買収した。
インド国内で2,000以上の都市をカバーしている Delhivery は以前、Tech in Asia に対し「南アジア地域、特にスリランカ、バングラデシュ、ネパールへの事業拡大を開始したばかり」と話していた。
【via Tech in Asia】 @techinasia
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