アジア向けインフルエンサーマーケティング展開のFISM、ドン・キホーテ運営と包括的資本業務提携——OMOソリューションを開発へ

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Image credit: Fism

アジアを中心にインフルエンサーマーケティングを展開する FISM は17日、小売チェーン「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、東証:7532)と包括的資本業務提携を締結したことを明らかにした。PPIH から FISM への出資額については明らかにされていない。

FISM は2015年4月、連続起業家の銭本紀洋氏らにより設立。主に日本、中国、台湾、香港、東南アジア市場を対象としたインフルエンサーネットワークと、インフルエンサーマーケティングを最適化する AI プロダクト「SPAD」を提供している。

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今回の提携を通じて、FISM は顧客データや POS データを有する PPIH と連携することで、OMO(Online merges with Offline)ソリューションのモデルケースを目指すとしている。

今回の出資は、PPIH からは同社グループの OMO 事業に特化した完全子会社のマシュマロが担う。PPIH にとっては初の IT スタートアップ投資となる。

FISM は今年3月にエイベックスグループ(東証:7860、以下エイベックス)が買収した美容系 YouTuber 事業​やメイク・コスメのコミュニティメディアを運営する MAKEY にも出資していた。

via FISM

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