Infinity Ventures Summit 2019 Winter、日タイの投資家や起業家を集めバンコクで開幕

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左から:Joseph Huang(黄立安)氏(Infinity Venture Partners パートナー)、田中章雄氏(Infinity Venture Partners 共同代表パートナー)
Image credit: Masaru Ikeda

本稿は、12月3〜4日に開催されている、Infinity Ventures Summit 2019 Winter in Bangkok の取材の一部。

Infinity Venture Partners(IVP)が主催する年2回のスタートアップカンファレンス「Infinity Ventures Summit(IVS)」がバンコクで開幕した。IVS の海外開催分としては、2018年春に台北で開催した IVS 2018 Spring in 台北 に続くものとなる。

午前中のセッションは、今最も注目を集めるタイのスタートアップ3社の紹介で幕を開けた。3D プリンタで CT スキャンから1週間で人体に埋め込み可能なチタン製人工骨を作る Meticuly、ジュースから糖分を取り除く技術を開発する JuiceInnov8、メンタルウェルネスを提供する Ooca だ。

左から:モデレータの Nicha Ark 氏(Openspace Ventures)、Sean Trairatkeyoon 氏(JuiceInnov8 共同創業者 兼 CEO)、 Kanpassorn Suriyasangpetch 氏(Ooca 共同創業者 兼 CEO)、Chedtha Puncreobutr 氏(Meticuly CTO)
Image credit: Masaru Ikeda

Meticuly は、タイ随一のチュラロンコン大学の冶金工学科から生まれたスタートアップ。これまでにタイ国内で40病院150人の医師と協力し、200県以上を臨床試験を実施。JuiceInnov8 は、多くの飲料メーカーが無糖清涼飲料を出すなかでジュースには無糖商品が無いことに着目し技術を開発。Ooca は社会人や学生にアプリを通じて心理学者とつながり相談ができるサービスを提供。

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いずれのスタートアップもシード〜シリーズ A ラウンド周辺のアーリーなスタートアップだったが、今後、資金調達を進めシンガポールに拠点を設置するなどして、東南アジア全域への事業進出に関心を示した。

Image credit: Masaru Ikeda

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