韓国のソーシャルコマース大手「Coupang(쿠팡)」、東南アジアの動画配信サービス「HOOQ」の資産を買収へ

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報道によれば、韓国に拠点を置く e コマース大手 Coupang(쿠팡)は、3月に清算を申請した Singtel が出資する動画配信サービス「HOOQ」のソフトウェア資産を買収する。

ブルームバーグの報道によると、Coupang はすでに HOOQ の資産を買収するための手続を始めているという。

Image credit: Coupang

Singtel、ソニー・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザースが共同で設立した HOOQ は、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、インドで動画配信サービスを提供していた。今年の初めには、十分な成長と持続可能なリターンが得られず、清算を申請したと報じられた。

一方、Coupang は韓国の Amazon と呼ばれている。ソフトバンクSequoia Capital、BlackRock などの大物投資家から支援を受けている。

Coupang は2018年に食品宅配サービス「Rocket Fresh」を開始し、全国に160以上の配送拠点を持つ。また、顧客がモバイル端末でワンタッチでチェックアウトできる独自のデジタル決済システム「OneTouch Payment」を導入した。

2019年末時点で、Coupang の取扱高は100億米ドル以上。1日あたりの商品配達数は、昨年の平均220万件から現在では平均330万件に増加している。

Coupang の評価額は90億米ドルで、早ければ来年の IPO を模索していると言われている。しかし、それまでの間、アジアの動画配信プレイヤーの間で高まる競争に参加することに熱心であるようだ。

先月末には、中国のテック大手 Tencent(騰訊)がマレーシアのストリーミングサービス「Iflix」の買収を発表したばかりだ。アメリカの動画配信大手 Netflix は、週あたり平均視聴時間で見れば、アジア地域では依然としてドミナントプレイヤーである。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】