Zoom利用に特化したタブレット端末「Zoom for Home」が登場

SHARE:
Capture
Zoom for Home

Zoomは世界的なパンデミックの中、注目を集めた企業の一つであったことは間違いないだろう。同社の株価は今年初めと比較すると約4倍に跳ね上がっている。Zoomはさらなる収益増を目指し、「Zoom for Home」のブランド名の元、ソフトウェアと融合させたモニターを発表した。

一見、Zoom for Homeは一般消費者向けのように思えるが、実のところは専門的な在宅ワーカー向けのプロダクトであると言える。同プロダクトは、タブレット型モニターにZoomソフトウェアが搭載されているもの。ミーティングの設定や電話会議、プロジェクトの管理などをシームレスに行える環境が整っている。

上記イメージ:Zoom for Home

Zoom for Homeのログインには、通常のZoomアカウントを用いることで利用できる。無料プランからエンタープライズプランまで、全てに対応している。Zoom for Homeの公式端末はDTEN ME 27インチの1台のみ。タッチスクリーンや3つの広角カメラを搭載する。DTEM OSが内蔵されたうえで、599ドルの売り出し価格となる。発送は8月から。

上記イメージ:DTEN MEは「Zoom for Home」対応端末

昨年リリースされたカンファレンスルーム向けハードウェアシリーズの「Zoom Room Appliances」とZoom for Homeは別々のブラントとなる。Zoom Room Applianceはアカウントフィーとは別に49ドルのライセンス料がかかることや、設定がITの専門家向けであることなどに違いがある。

※本稿は提携するVentureBeat記事の抄訳です

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録