AIビジネスマッチング「yenta(イェンタ)」、グローバル版を発表しインドへ進出

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

読者の中には、東京に拠点を置くアトラエ(東証:6194)が、Tinder のようなスワイプ UI(ユーザーインターフェース)を活用した AI によるビジネスプロフェッショナルマッチングアプリ「Yenta」を発表したことを思い出す人もいるだろう。同社は本日、グローバル版 ( iOS / Android ) の提供を開始し、グローバル展開の第一弾としてインドを選定したことが明らかになった。

このアプリでは、ユーザがプロフィール登録と画面上でのスワイプを繰り返すことで、ネットワークを広げてビジネスパーソンとつながることができる。毎日正午に、ユーザが興味を持ちそうな10人を推薦してくれる。ユーザがスワイプして会いたい相手を選択すると、その日の午後8時に他ユーザとのマッチング結果が配信される。双方のユーザがお互いに会う(またはオンラインで会う)ことを確認すると、アプリを介してチャットを始めアポイントを取ることができる。

最新版のアプリでは、日本人ユーザでも英語のプロフィールを持つことができるようになり、インド人ユーザとつながることができるようになった。Yenta を通じて、日本のファクタリングスタートアップ OLTA の CEO が共同創業者として CSO を見つけたことや、日本の衛星アンテナ共有スタートアップであるインフォステラが新たなシード投資家を見つけるのに成功したことなど、Yenta はユーザが重要なビジネス関係を築くのに貢献してきた。

2016年のローンチ以来、Yenta はユーザベースの規模を明らかにしていないが、日本では数十万人程度と推定される。同社はこれまでに300万回以上ユーザ同士を繋いだことを明らかにしている。

アトラエはインド進出を促進するために、インドで2万人以上のデータサイエンティストのローカルコミュニティを誇る東京の DataGateway と提携して、データ分析コンテストを開催することを発表した。オープンイノベーションのアプローチに基づき、このコンテストは Yenta 内でより良いマッチング体験を生み出すための新しいアルゴリズムを発明してもらうことを目的としている。コンテスト優勝者には賞金として1万米ドルが授与される。

Tinder のようなスワイプ UI でビジネスマッチングを提供するアプリとしては、英語圏では、フランス人起業家が立ち上げたニューヨーク/パリを拠点とする Shapr が4回のラウンドで1,650万米ドルを調達、2019年5月時点でのユーザは250万人以上(Independent の記事広告)。Tinder の創業者らは2018年、親会社 Match Group の支援を得て Ripple というアプリを立ち上げたが、さまざまな状況から見てデッドプール入りしているとみられる。

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