ソフトウェア系特化ファンドのMIRAISE、リモート常時接続「Remotehour」を使ったアポ無しオフィスアワーを開始

SHARE:
Image credit: Miraise

シード期のソフトウェア系スタートアップに特化したファンド MIRAISE は7日、リモート接続ツールの「Remotehour」を使ったオフィスアワー「MIRAISE HOUR」を始めることを明らかにした。MIRAISE の投資先でもある Remotehour は、Zoom と異なり、事前に話し相手とのスケジューリングする必要がなく、相手が話したい時にすぐ話しかけられるのが特徴のビデオチャットツール。MIRAISE ではアポ無しで相談を受け付ける。

コロナ禍で直接の対面が避けられる中、スタートアップの資金調達においては、ピッチ(VC にとってはディールソース)→ デューデリジェンス → 投資契約までの一連のプロセスをオンラインで完結する「完全非接触資金調達」の事例が増えつつある。面談をビデオチャット、タームシートのやりとりを DocuSign などで行い、投資家と起業家が実際には対面したことがない事例も出てきた。

<関連記事>

MIRAISE ではこれまでに26社に投資を実行しているが、このうちの約3割以上は実際に起業家と対面したことがない、完全非接触での資金調達に至っているという。オフィスアワーを完全オンライン化し、事前のスケジューリングをせずに、いきなり訪問できる感覚を提供することで、コロナ禍の影響を受けにくく、時間や距離の制約にとらわれない投資機会・資金調達機会の創出を狙う。

MIRAISE HOUR は、今日を皮切りに毎週水曜日の午後3時から午後5時の間に提供。MIRAISE パートナーの岩田真一氏と、CTO の布田隆介氏が対応する。起業に興味のあるエンジニアが対象。

アメリカでは資金調達のオンライン化が進んでおり、素早い資金調達プロセスを提唱するシード VC の  ​NFX ​は9日以内の投資判断を約束している。また、複数のマイクロファンドが参加する「​Fundraise From Home​」という仕組みも始まっている。

<参考文献>