今更聞けないノーコードの基本:ノーコードとはなにか(1/4)

SHARE:

本稿はスタートアップ自身がストーリーを投稿する「POST」記事です

ヤプリ・コネクト部(アプリプラットフォームYappliとクライアント様のシステムをつなぐ設計等)に所属している北村康裕(きたむら やすひろ)と申します。今回は、私の本業であり趣味でもあるノーコードについての基本をお伝えしていきたいと思います。

最近、GAFAをはじめとするノーコードプロダクトのM&A、大型調達が目立ってきており、実際多くの企業・個人がノーコードプロダクトを利用してウェブアプリやモバイルアプリを開発しています。海外では、ノーコードが流行から新たな常識として浸透しつつある中、国内でも様々な産業領域でノーコード系スタートアップが勢いを増しており、ノーコードプロダクトを用いてMVP検証をするスタートアップも登場してきました。

ただ一方で、毎日のように各メディアで取り上げられるようになった結果、情報が散在し、体系的な理解が追いついていない方も多いかと思います。ノーコードという大きなトレンドを正しく理解するためにも、本連載では、ノーコードにまつわる各種情報の整理を行い、ポイントとなる部分を理解いただきつつ、実際の利用イメージ、留意点について知って頂ければと思っています。また、今回はアプリを作成するプロダクトに絞って紹介をさせていただきます。

ノーコードとは?

Yappliはコードを書くことなくアプリを開発・運用できる(画像:ウェブサイトより)

本連載では、様々なノーコードにおける基礎知識を紹介していくのですが、まずは、そもそものノーコードの定義付けをしておこうと思います。私の中では、(基本的には)プログラミングを一切行わずサービス開発ができることがノーコードだと考えています。一方でローコードという概念は、ノーコードと比較してプログラミングを伴う作業が多いものを指します。

ちなみに、(基本的には)という注釈を加えたのは、一般的にノーコードと呼ばれるプロダクトであったとしても、ユーザーがプログラミングによりカスタマイズすることができたり、運営元が特注でカスタマイズすることがあるからです。ややこしい説明になってしまいましたが、場合によってはプログラミングを伴うものもノーコードに含まれます。

ただしノーコード=全くの素人でも完成度の高いアプリができる、ということではなく、ある程度のIT、デザイン知識は必要となります。プロダクトによってその程度は全く異なりますが、データを扱う際に多少データベースの知識を求められるものもあります。また、作ってみて初めて気づくのですがデザインは非常に難易度が高い部類に入り、色味やボタンの大きさ、クリエイティブの作成など、独自性を持たせた上で美しい見た目を整えるにはある程度ノウハウが必要となります。

個人使いのアプリを作成する程度であればこういった観点は問題になりませんが、ビジネスのツールとしてノーコードを選択する場合は、複数のノウハウが必須と言えます。また、ノーコードプロダクトはそれぞれ癖があるため、その点も多少のハードルにはなってきます。(代表的なプロダクトたちへつづく)