貸付投資のファンズ、メルペイ残高でメルカリに貸付投資ができる「メルカリ サステナビリティファンド」をローンチ

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企業と個人をつなぐ貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」を運営するファンズ(旧クラウドポート)は30日、メルカリ(東証:4385)に個人が間接的に貸付し、資産運用ができるファンド「メルカリ サステナビリティファンド#1」をローンチした。このファンドは、メルカリの決済機能である「メルペイ」残高でのみ投資が可能だ。なお、当ファンドでは、一定金額の投資が完了したユーザを対象として、最大9,000円分のメルカリポイントを還元するキャンペーンも実施する。

このファンドでは、ユーザは外部から入金した資金に加え、メルカリの売上金を使ってそのまま資産運用が可能となる。Funds を通じてメルカリから得られる利回りは年率換算で2.0%を予定しており、運用期間は約10ヶ月。1円から投資が可能となっている。メルカリ残高を使った運用となるため、メルカリにとっては、仮想通貨やトークンでの投資に見られるような、閉じられた経済圏でのユーザや資金の囲い込みが可能となり、一方ユーザにとっては、必要な際には現金化して銀行振込して引き出す柔軟性を確保できる。

Image credit: Funds

このファンドの出資金はメルペイ事業の事業資金として利用されるため、メルカリユーザがファンドに出資した場合、利回りが得られる上に自らの利用体験がメルペイの事業拡大にも寄与するため、二重構造で利益を享受できることになる。ファンズが以前から提唱してきた Finance とファンマーケティングを掛け合わせた「FinCommunity」では、企業のファン=株主となる構図が説明されていたが、当ファンドでは、メルカリのユーザ=メルペイの事業出資者という構図が出来上がることになる。

ファンズとメルカリの両社は、メルカリのユーザに対して、身の回りのいらないものを売る「副業(複業)」という行為を通じて、結果的に資産形成ができるという新しいユーザ体験を提供できることになる。