動画技術による企業のデジタル化支援を手がけるViibarは4月16日、カスタマーサクセスを動画で支援する 「VideoTouch(ビデオタッチ)」 を公表している。VideoTouchは昨今、拡大を続けるクラウドサービスなどを提供する企業に対し、ビデオマニュアルを作成できるツールを提供する。
企業が提供するクラウドサービスの操作を数分の動画に収録し、説明のナレーションを組み合わせることで利用客がいつでも確認できるマニュアルを作成することができる。撮影した動画から自動字幕をつけることも可能で、編集はすべてブラウザから実施できるので、高度な動画に対する技術を必要としない。また、視聴率の高い動画を解析したり、社内で共有することもできるので、顧客の抱える課題やつまづきのポイントを製品開発にフィードバックすることもできる。

クラウドサービス(SaaS)を提供する企業では、導入企業に対してオンボーディング(初期のセットアップ・レクチャー)やカスタマーサクセス(サービスを活用することで利用企業の利益につながるアドバイス)をするのが一般的だが、対応する人員の理解度のばらつきによって効率化が課題となっていた。
効率が悪くなるとFAQにあたる操作方法のサポートなどで時間を取られ、本来果たすべき役割を見失う危険性もある。また、昨今の非接触型営業の必要性の高まりで1対1による対面での研修や、非同期での丁寧な対応を求められる状況もでてきている。
開発したViibarは、クラウドソーシング型の動画コンテンツの制作事業から始まり、ライバーマネジメントやテレビ局などメディア向けのデジタル化支援を手がける企業。2020年からSaaS型のVideoTouch開発を開始した。
via PR TIMES
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