
クラウド監視カメラサービスを展開するセーフィー(東証:4375)が29日、東証マザーズに上場した。株式の公開価格は2,430円だったが、10月1日の始値で上場以来最高値の3,700円をつけて先週の取引を終えた。最高値で計算すると、セーフィーの時価総額は一時1,800億円を超えたことになる。
今年に入って上場した企業のうち、初値で時価総額が1,000億円を超えたのは台湾発 AI スタートアップ Appier(沛星互動)、転職サイト「ビズリーチ」を運営するビジョナル、データ分析を手掛けるプラスアルファ・コンサルティングに続いてセーフィーで4社目。
セーフィーは2014年10月、学生向けポータル「Daigakunote.com」を創業(1999年)したことでも知られる佐渡島隆平氏(現 CEO)ら3人が、ソニー木原研究所からスピンアウトしたモーションポートレートを経て創業。2015年にクラウド監視カメラの「Safie(セーフィー)」をローンチした。
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セーフィーは、これまでに NTT ドコモ・ベンチャーズ、31VENTURES(三井不動産とグローバル・ブレインが運営)、イノベーションファンド25(池田泉州銀行などが運営)、オリックス、関西電力、キヤノンマーケティングジャパン、NEC キャピタルソリューションなどから資金調達していた。
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