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VentureCap Insights のデータによると、アジアの総合格闘技(MMA)企業である One Championship は、最新の資金調達ラウンドで、シンガポールの国有投資会社である Temasek やアメリカのVCである Sequoia などの投資家から1億7,900万米ドルを調達した。

Tech in Asia は、One Championship に今回の資金調達の詳細について問い合わせている。
One Championship は、アジアを代表する総合格闘技の事業体であると称しており、150カ国以上の27億人以上の潜在的な視聴者に向けて総合格闘技を放送している。世界の総合格闘技の市場は、2021年から2026年にかけて、年複利成長率6.1%で成長すると予想されている。
One Championshipは、ハーバード大学を卒業した Chatri Sityodtong 氏によって2011年に設立され、同社を1,000億米ドル規模のグローバルスポーツプラットフォームに成長させることを目指している。2018年に Sequoia、Iconiq Capital、Temasek といった企業から3億4,600万米ドルの投資を獲得し、10億米ドルの評価を受けていた。
同社は今週、2億3,890万シンガポールドル(約200億円)相当の新株を発行し、評価額を12億米ドルに引き上げたと報じられている。しかし、VentureCap によると、One Championship の評価額は「はるかに高く」13億米ドル近くになるとのことだ。
このラウンドに参加した、Temasek 以外の既存投資家は以下の通りだ。
- G‐One Holdings
- Cougar Continuation
- Mission Holdings
- Vulcan Capital
- Columbia Capital
- VC Overlake
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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